- 2011年2月 9日 06:17
- MMM
キましたー、androp、ついに 1st アルバム。
『door』。2/16 リリース。
中心人物の内澤くん、見た目含め人気出そう。
ようやく彼とじっくり話せました。
音や歌詞に現われている彼の音楽観や価値観やそのルーツについて。
とにかく謎だらけで訊く事も多かったから、本当にじっくりと。
思ってたとおりの、クリエイティヴ気質な人です。
バンドマンで、このトータル表現への関心は貴重。
ていうか、音っていうものの根本から見直してのバンドサウンド。
androp の音楽に感じるエッジーな感触ってそこから来てるはず。
その音に関しては、エンジニア・高山氏に、
アートワークについては、グラフィックデザイナー・田中氏に、
これまたじっくりインタビュー。
高山氏はフリッパーズ『ヘッド博士の世界塔』以後、各所で活躍する方。
田中氏も小誌で近いところで言えば、
トミーのあのアートワークでも有名な方です。
ともに今回、androp をより具体化したお二人。
で、内澤くんインタビュー時に
『door』の試作パッケージを見せてもらったわけです。
そしたら、ひらめいてしまった。
で、そのアイディアが止められなくて、絶対実現!と思ってしまい、
今回のマーキー androp 記事は、14ページのド変形ページに...。
もう印刷屋といろんな事を折衝しつつ。
説明しにくいんですが、
感じとしては、ページがマトリョーシュカのようになってるというか、
玉葱の皮剥いていったらただの白ページでした、というか...
『door』の驚異的な立体的ジャケを平面に置き換えたらこんな感じ?
っていう紙面になってます。
それにしても『door』の初回パッケージ、凄すぎる!
そこに封じ込まれた創作意欲、ユーモアが、あんまりにも凄い。
これで音の方もバッチリなんだから。
すべてにおいて高クオリティ。これ程の完成度は近年珍しい。
ということで、ページの読み方が少し複雑かもしれませんが、
やたらと仕掛けの多い、謎解きな『door』にはピッタリかな、と。
それよりも何よりも、音、相当カッコイイです。
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