- 2011年6月 8日 18:55
- MMM
今回のミイラズ記事は、
写真×インタビュー×言論の自由×THE ミイラズ・グッズ
の4本立て。
こんなのもう特集でしょ、特集!
とにかくミイラズがシングルを出すって言うんで、
「え!? シングルー」と思い聴くと「あ、シングルだ」ということで
写真は既に体半分がミイラ化しているカメラマン・新保くんに速攻依頼。
ところが撮影事必須の僕がバッティングで当日立ち会えず。
でもでも新保くんは、
ライヴ含めずっとミイラズを撮ってきてるし、
10年以上前、野村(浩司)さんとこでアシストしてた頃から知ってるし、
第一、ミイラだからね。
そしたら案の定、全然大丈夫で、
そこに我がマーキーを支える理解者兼デザイナーの藤田くんの冴え渡るデザインが加わって、これがかなりの自信写真となり、ズバッと1点見開きでキメ。
最近ますます音楽で勝負したいと言う畠山くんには、
シングル『観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは』について語ってもらった一方、別ページでは論説者として、震災以前から変わらないスタンスについても語ってもらいました。
裏側の深い所から今回のシングルをあぶり出したくもあったので。
こちらはマーキー解説員・MMMatsumotoが担当。
更に、日頃あんまりにミイラズ・グッズが鋭いので、
無理言って、同じくユーモアが元気な、
"こんなニッポンは将来明るい!的"Candy Stripperのデザイナー・板橋よしえさんに、なんとミイラズ・グッズについて話してもらいました。
そしたら話がもう核心的で、
これは拡大解釈していろんな事に置き換えるとかなり役立つ。
こちらは、ミイラズ・トートでお出かけの小誌・上田が担当。
ちなみに、ミイラズ・グッズの新商品も
「続・The Mirrazのfuckin'なグッズ関係」で掲載してます。
もう一つちなみに、アークティック・モンキーズ超えなサウンド指向の畠山くんが、一方でグッズのイラスト描いたりアイディア出したりもしてるって知ってるよね。念のため。(ファンの間では有名)
そう思うと、ミイラズのロッキン・ユーモアな、
毒あっても包容力あるあの感じって、もっと理解できると思います。
これはありがちな慣習化した"ついでグッズ"じゃないんだよとか、
よしえさんの言うとおりで、デザイン自体が主張なんだけどユーモア持って誰もが手に取れるよう落とし込むっていう商品としてのクオリティというか、
もうここまでくると表現っていうか、
それも「ヒ・ョ・ウ・ゲ・ン!!』って感じじゃなくてね、とか。
音楽とデザインが密接に繋がってて、でも笑えるっていう、
ミイラズ、発想力含めすごいなって思う。
けど、自社起こして、どんどん忙しくなってるミイラズなだけに、
今回で連載『The Mirrazの習慣TSURAIZAY(ツライゼー)』が
急きょ最終回になってしまいます。これは残念。
連載どころか、
もしかすると記事以上に有意義な表現かもしれないあの1ページを、
毎回あれだけのアイディアで撮影・デザイン含め継続するのは大変な事。
「手は抜きたくない」と言う畠山くんの意志です。
これまでのクオリティも、今回ストップするというのも。
そして、「ミイラズはそうあってほしい」
と思うマーキー編集部との合意でもあります。
好評だったからこそ、ぜひご理解を!
その最終回は、なんと畠山くんとKINOIくんが対話。
絵(写真)もいいんですよ~、これが。
なんか原点に戻った感じというか、水入らずな感じで。
サブタイトルが
『観覧車に乗るハタケヤマとキノイが夜景に照らされているうちはたまにはゆっくり話をしてみようじゃないか』
もちろん畠山くんが付けた。
素晴らしすぎる! ちょっと泣ける。
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