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2012年12月 Archive

少女、発っ見!

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年12月29日 17:27
年の瀬でアワアワしようが今さらジタバタもできず、
ゆっくりと31日に向かって埋没~。

さて。
いつものように現場を巡回。
してたら、発見!

まだ小学6年生。ちっちゃい。けど、この子は秘めてる。
お名前を、桑元稜(くわもと りょう)という。
その子はシブヤDOMINIONという12月10日にステージデビューした17人編成のユニットの中にいる。

このユニットは普段、名古屋組を除く14名で活動し、
つい2日前から、各7人ずつのチームAとチームBにわかれても活動。
稜ちゃんはチームAに所属している。
シブヤDOMINIONは1日に2~3公演を行うなど、
今スタートダッシュの時期だ。

ということで、何組も出るイベントで何気に観ていた。
その2~3回目に初めて稜ちゃんに目が行った。
ダンスの切れに。そして目線の強さに。
さくら学院・BABYMETAL の最愛ちゃんや、
ドロシーリトルハッピーの美杜ちゃんとよく似た目線だ。
瞬発力と既に大胆さのあるあの動き。カッコよさがあって。
秘められた鋭さ、ガッとしたものを感じる。
ちょっと男の子っぽくもあるかも。
人としての輪郭が小6とは思えないくらいハッキリしている。
で、可愛らしい。

注目です。



MARQUEE(マーキー)Vol.94 編集後記:People In The Box

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年12月20日 11:16
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前回いつものカフェで波多野くん連載をやってた時、
波多野くんが今までになく明晰に
ニューアルバムのことを話し始めたので、
それは次回に持ち越そうってことで、
今回のアルバム『Ave Materia』インタビュー、話が充実してると思います。

なぜか波多野くんとは普通に喋れる。
いつもテーマはその場で決めて...
成り行きまかせの連載『e=mc3』。
いい感じだ。

今回は、井上うにさんをお迎えし、
波多野くんとオワリカラのタカハシヒョウリくん、
この3人で対談もした。

以前から、波多野くんとタカハシくんは気が合うはず、
と思っていたけど、やっぱり話は広がる一方で、楽しかった。
うにさんは、両バンドをサウンドプロデュースしているから、
そんな両者の癖をよく知ってて、
結構ズバリなことも発言されてます。
3人とも音楽に対する向き合い方が真摯だ。

People もオワリカラも、
一度は気が済むまで"自分"を掘り下げ、
次はそれをベースに外へと開いていこうとしている時だから、
一緒にライヴやっていい時期かも。
両者、次のアルバムは期待大なんですが。



MARQUEE(マーキー)Vol.94 編集後記:BABYMETAL

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年12月19日 22:50
2012.12.19.JPG

いよいよ明日、BABYMETAL の赤坂ブリッツ・ワンマン、
そして SU-METAL 聖誕祭ですね。
期待大。もちろん、ガッツリ行きますよー。

前回の O-EAST ワンマンもコンセプチュアルでホント素晴らしかった。
でも舞台裏は準備の時間なくてパツパツだったらしい。
けど、そんな事全然感じさせなくて、さすがベビメタ・クオリティ。

で、
今回の撮影は、アートデイレクターさん、
カメラの藤城くん、そしてセット組んでの撮影でした。
PROP STYLING(美術)の遠藤歩さんが大活躍。
約3時間かけて、白掘りのスタジオも、
ゴスでキツネだお!こっくりさんな世界に一変。

マジカルな感じがとってもいい。

さくら学院一派って、外枠ガッチリだけど、
中身はかなり自由で、
BABYMETAL の3人も気配りあったうえで縛られず話してくれるので、
意外とインタビューで助けられているのは、こっちだったりする。
ハッキリ言って、頭のキレすごい。
ダンスのキレと同じくらい。
撮影しても目線ひとつ、ポーズひとつ、ピシッと決めてくれる。
安定の BABYMETAL です。

撮影に使ったキツネの剥製を、
合間もなでなでしてて思いっきり微笑ましかった。
なんとなく最愛ちゃんが、
こっそり抱いて持ち帰りそうだったような...そんな気配でした。

そして遂に実現の、KOBAMETAL による BABYMETAL コンセプト話。
もう話が尽きず、音楽のコアな話からアイドルの現在、音楽業界の事、
などなど話がー、展開し過ぎっ。
お互い何話してるか行方不明な部分はカットさせていただきましたが、
BABYMETAL が単なる偶発ではなく、だからと言って頭でっかちなものでもないことが伝われば、とりあえずは本望です。

ファン絶対の、個人的にも超絶希望の、
2013年3月以降の BABYMETAL の活躍。
アミューズさん、ぜっひお願いします!



MARQUEE(マーキー)Vol.94 編集後記:私立恵比寿中学(エビ中)

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年12月18日 17:03
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大特集:エビ中、好評でうれしいです。
アートディレクター&デザインの渡辺くん、カメラの藤城くん、
イラスト描いてくれた荻原くん、ライターのオノシンさんと土屋恵介くん、
も、おつかれさまでした。
上記全員、撮影現場に乗り込んでの総力戦でした。

というのも、なかば恒例?となりつつある、撮影とインタビューを
同時進行するという悪い癖が今回も!(笑)。
を、なんとか避けたく、
廣田さんと安本さんを同時バラでインタビューするに止どめ、
別日に、瑞季さん&真山さん、校長さん達のインタビューを取りました。

ももクロさんの時程ではなかったけど、
エビ中のみなさんも時間は限られている。

撮影当日は、リハ終えて入場、
途中、新衣装の仮フィッティングも入り、
マーキー撮影&取材を終えたら、ステラボールでライヴ、
という時間を縫っての進行でした。

表紙とか最初のページとか、みんな一人ずつバラで撮影。
ということで、カット数も多く、実は物凄い枚数撮ってます。
あと、一部レタッチ過多との一人歩き情報も出てますが、
それは褒め言葉としていただいてます。
デザインや印刷の成果でもあるので。

と言う以前にまず。
エビ中27ページ間、全写真ほとんどレタッチしてないです。
それくらい彼女達の肌はきれい。これですよ、これ。決定的なのは。
それとライティングです。
ついで言うと、世の中すぐ整形が...とか言いますが、
女の子の撮影やっててホント思うのは、メイクで本当に変わる。
すぐ切れ長の目になるし、輪郭もスッとなる。確かに整形レベルかも。

インタビューは想像こえて濃かった。
ぁぃぁぃの話聞いてて、この子が将来何かにならないワケがない、
としか思えなかったし、本音言う真山さん達もすごかった。
安本さんは同時進行ゆえにチラチラと遠目でしか見えなかったけど、
前情報とは違ってずっと喋ってたし、
もちろん校長さん達、ヒャダインさんに至っては、
ここぞとばかりに突っ込むんだけど、
校長とか「いや~、成り行きなんですよね~」みたいな(笑)。
やっぱしエビ中っ!、とか思いました。

ぁぃぁぃに関しては、ももクロ・あかりん卒業の中野サンプラ公演で、
途中、エビ中が出てきて、とにかく声聴いて信じられないというか、
「エェーー~ー~」って驚嘆したんですが、
隣で話聞いてても、タモリ倶楽部観てても、それでも信じられん!
一応、音楽・音好きなので、声とか異様に反応してしまうので。

それから...
マーキー恒例の手書きアンケートもいっぱい書いてもらって。
誰かどこか空欄があって、9人そろわない場合、
その質問はカットもあり得るなと思い、
それで16問という半端な数になってます。

それと1980年代初頭からのお付き合いとなるJOJO広重氏の寄稿。
ももクロ特集の際、染みるコメントをいただき、
早いうちから、寄稿をお願いするなら彼と決まってました。

原稿面では、完全ディスコグラフィーも書いていただいた
オノシンこと小野慎一郎氏。
彼の助言が今回のエビ中特集のキーです。
ちなみに僕にベルハーを吹き込んだのも彼。
現場の人です。
マーキーとの付き合いもお互いアイドルOKになる以前から、
んーと...まだマーキーが渋谷系やってる頃からかなぁ。
それは同じくライターの土屋恵介氏も。

ということで、すべてOK。
次回もまたエビ中、やりたいです。


あ、それで大切なおしらせ。

すみません! ありがとうございます!!
マーキー Vol.94 エビ中/BABYMETAL 号、完売しました。
(12/14 夕方時点で在庫欠品しました)
店頭に今出回っている分と、今週末~来週頭に店着する追加発注分で終了です。
オンラインショップも同じくです。
目にされたら、すぐ!ぜひ!
今のところ追加生産の予定はありませんので。
よろしくお願いします。



MARQUEE(マーキー)Vol.94 編集後記:でんぱ組.inc

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年12月17日 06:51
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みりんちゃん、ねむちゃん、もがちゃん、
ツイッターに記事の事、書いてくれてありがとう。

一時マーキー難民(すみません!)となったみりんちゃんのキリッとした態度、
今回のインタビューでも話してくれたブルマ営業にも通じて、
改めて彼女のゲーマーつまり勝負師としての姿勢に感動しました。

とにかく『W.W.D』ですよ!!
MVフル公開で5日間で5万view行きそうとか。

ART-SCHOOL、SEKAI NO OWARI、神聖かまってちゃん、amazarashi、
とかとかバンドの神髄とも言える内面葛藤そのまんま。
『W.W.D』に反応しないバンドファンがいるとすれば、
知らないか、内面指向じゃないか、アイドルに偏見があるか、のどれか。
ここまでプライバシー晒した歌詞も珍しいけど、
これをアイドルが歌う、しかも自分達各人の過去いわゆる黒歴史。
あり得るのか!というライン。精神がパンク。
これをやられてはミュージシャンがたまったもんじゃない。

というか今はもうネガティヴ/ポジティヴって区分け、無効ですよ。
題材くらいの話で、繋がることのほうが大事っていう時代だから。
そう思うと、『W.W.D』は真っ当な事。
ただし、その強度がガッとある。ここが重要。
『W.W.D』の成果は、強度・深み・濃さ。
ネタがネガティヴなだけで、肝心の扱い方がポジティヴ。

あと、やっぱでんぱ組.inc って、
アイドルにこだわってない姿勢だけど、気質も中枢もアイドルですよ。
実はアイドルを壊そうとも守ろうともしてないのが、でんぱ組.inc。
というか、アイドルを貴いものとして憧れた結果、
もともとの不器用(引きこもり)がたたったか、
今や自分達なりのアイドルを作ってしまった。
そんな感じかなぁと思われます。

好きな事に迷いがないのがいいですよね。
だから泣きでも暗くても抜けがいい。
無我夢中でズッコーンと突入する異常なまでの執着。
一生変わりそうにないその性分。
アツくなってしまう、バカでいる自分に気づけない、
コントロール不能なその欲求の強さが、でんぱ組.inc にはある。
"こうしてやろう感"が微塵もないのがいいですよ、やっぱり。
根が素直で、他人とは気持ちで接しようとする謙虚さが好き。
偏見が少ないところも。

インタビューは今まで以上にノリが伝わるよう
掲載した部分のどれも手を入れず、ほぼ会話どおりです。
ヒャダインさん、かせきさんの話も良かった。
何が良かったって、彼女達のやってる事や気持ちに対して、
愛情があることですよ!

ねむちゃん連載の DJみそしるとMCごはんさんは、
話し始めてすぐ、あんまりに嶺川貴子さんに似ていてビックリ。
箱庭的な手作り感覚のセンスの鋭さ。さすがねむちゃん人選!

で、今号いちばんの衝撃が、みりんちゃん水着グラビア。
このでんぱシリーズをやろうとした頃から、
みりんちゃんに関しては最初から絵があって、
それを提示したら、ディレクターさん、マネージャーさん達と打合わせ中にメールが帰ってきて、
「水着グラビアがやりたいです」と。
「マーキーで水着グラビア? それは面白い!」ってことでその場即決。

僕もファンの方々の気持ちはわかります。
まず、これはみりんちゃんの表現のひとつだということ。
そして、撮影現場ですが、
水着だからといって変わりなく、いつもと同じです。
一生懸命、少しでもいいものになるよう、その頭が先行して、
水着だからとか、もちろん私情が入るでもなく、です。
それより僕はずっと、本当はもっと予算掛けて環境も整えて、
と思っていて、それがみりんちゃんに申し訳なくて。
それでもニコニコしていて。ありがとうございました。

インタビューは、読んでいただいてのとおりです。
将来、でんぱ組.inc でみりんちゃんのダンスを
大々的にフィーチャーした曲を観てみたいです。
あと、りさちゃんの歌を大々的にフィーチャーしたでんぱ組.inc 曲。
YES の『こわれもの』みたいに、
全員での大曲が4曲+各個人がリードする小曲6曲とか、
6人のキャラ認知も進むことだし、どうですかね、もふくちゃん。



MARQUEE Vol.94 & 95 編集後記&前記:ドロシー

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年12月17日 04:37
2012.12.17_edited-1.jpg

大事なイベ大量の 12/15 は朝、前日からこぼれたドロシー・まりちゃん連載の取材。
からの、そのまま代官山 UNIT でドロシー含む STEP ONE イベ。
全6ユニット全曲新曲 ONLY という驚異の1部・2部の撮影。
ここが、新局面に入ったドロシーの最初だからです。
(正確には、前ブログに書いた仙台ライヴがスタート地点)。

15日に先行した関東エリアでのインストアは
小音量でのあくまでもインストア。正式ライヴとしてはこの日。
東京初の「GET YOU」「壊れちゃう 崩れちゃう」「未来への虹」「永遠になれ」、そして初の「nerve」を披露。
しかもこの日、まりちゃん18歳の生誕祭。
2部アンコール時の「Happy Birthday~~」の時の、
感激の涙流すまりちゃん写真は
ご本人達に転送よろしくと担当者さんにお送りしました。
小誌には掲載予定がないので、範囲内で有効にお使いください。

前日14日は準備含め8時間撮影&インタビュー×2込み、
からの更にもう1本のインタビュー。
今回は美術まで入れてガッツリ。テーマも明快。
で、まだこれでドロシー取材は終わりじゃないっていう...
自分でも何作ってるのか不思議になりそう。
いまだどうしようか考え中のパートもあったりして...

アイドルは中高生が多いから、スケジュールが難しい。
ドロシーのように地方在住となると更に限られる。

やっと世に Vol.94 エビ中/BABYMETAL 号が出てワーっていう時に、
次の事が進行。なんですが、これが予定/未定が混在してて、
なんか次の号(2/10発売)は今までで一番進行が混沌としてる。
自分ん中でまだ整理立ってないだけかもしれないけど、
なんか気持ちが追いついてないなぁ...

ドロシーのライヴ撮影は難しいです。
今作『風よはやく』アキバソフマップ・インストアのライヴ撮影OK回に参加された方々はおわかりかと思うんですが、
あのキレッキレを写真に止めることは、
会場照明では不可能。セット組まないと。
キレ方鋭さに関しては公式 YouTube 公開された BiS 曲のカバー、
ドロシーによる"踊ってみた"BiS「nerve」カバーでも
よ~~~くわかると思います。BiSで見慣れてただけに。
止まってる写真撮ってもドロシーダンスのキレ方、
ドロシーのライヴの魅力は伝わらない。
勘で先行先行で切りまくる鹿。

えっとー、Vol.94 のドロシーを撮影したのは、
ドロシー新潟ライヴの直後で、
BiSと Dorothy Little Happy を制作されてた頃でした。

考えてみれば、ちゃんとドロシーを撮影したのは今回が初めて。
だから今号は「はじめまして」の写真になってます。
まりちゃん連載は、これが3回目なので、
3スタイリング incl.クリスマス仕様という事だけ投げて、
ご本人にスタイリングをお任せしました。
ハッキリした趣味・傾向のとおりです。
ガーリーカルチャー最先端<原宿→←アキバ>傾向。
いつも笑顔なご本人ですが、
美学、自分の意見を強く持つ人であることが証明されたかと。
みもり写真館は、その場で思いつき、お願いしました。
スカパー動画でも過去2回くらい公開されてるあのノリが好きなので。
かなちゃんは以前から話せる人だなと思ってたので、
今回はそのイントロということで。

あ、そうですね。今回は次号のイントロなのかも。
ドロシーの活動が本格化するって書いたのは、
今どんどん情報公開されてるとおりです。
1st フルアルバムが 2/20。
次のマーキーは 2/10 発売となります。

ご本人達とファンがともにもっと外に
『Dorothy Little Happy』をアピールする時に来てる、
全部じゃなくて可能な部分から解放していく時に来てるなぁと。
新担当者さんが次々と施策されて今この波が起こってるわけで、
これをもっと積極的に広げていきたいですよね。
じゃないと多分1年後のドロシーは見えないです。
というか本人達が望む形からは遠ざかると思います。
ここから少なくとも春、いや来年夏まで、
大きな視野を持った愛情が必要な時期だと思うんですよ。
ドロシーの強ヲタさん達とコンタクト取りたい気もするなぁ。


ドロシーリトルハッピーがスゴすぎた

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2012年12月 3日 03:11
ドロシーがヤバイ、ほんとヤバイことになった。

昨日、新曲だけのライヴを観に仙台へ行って来たんだけど、
2部アンコールの"Winter blossam ~冬の桜~"と
"デモサヨナラ"を立て続けにやったあたりから、
少し記憶がとぎれとぎれで...
"冬の桜"の最初のところ「あぁきれいだなぁ」と思って...
何人かが"デモサヨナラ"を踊っていて...
(コールとかじゃなく。お客さんがドロシーの振付けをそっくり全身で踊る!)
「うわっ、まりちゃん、声すごいなー」って思って、
それで、会場出て仙台駅へ歩いてくる間とか、
何考えてたのか全然思い出せず(確か歩道橋を上った)、
帰りの新幹線の中でも気持ちが高ぶったままで。

やっと落ち着いた。

昨日は、仙台で所属事務所 STEP ONE さんの5アーティスト、
出演順に、Party Rockets、B♭、ハッピーダンス、
長田麻衣奈、Dorothy Little Happy の新曲だけのライヴでした。

先月の初・新潟ライヴも、
もう1曲目から気合い入って凄かったんだけど、
今回の仙台は、ちょっとレベルが違うというか、
次の局面に入った新生ドロシーリトルハッピーを見た気がするんですよ。

B♭ の新曲が、BiSとDorothy の"GET YOU"にも迫る?
というくらいの四つ打ちダンスポップだったとか、
ハッピーダンスがキレッキレのダンスだったとかあるんですが、
ドロシーは破格でした。

1部、2部ともに、
1.GET YOU (ドロシー単体ヴァージョンにてライヴ初披露)
2.未来への虹(ライヴ初披露)
3.壊れちゃう 崩れちゃう(音源・ライヴともに初披露)
4.永遠になれ(ライヴ初披露)
5.風よはやく

2部のみ +急きょアンコールで、
EN-1.Winter blossam ~冬の桜~
EN-2.デモサヨナラ

1/14 恵比寿リキッドルームでの BiS とのツーマンでは、
合体ヴァージョンを披露すると言っていた"GET YOU"は、
こうみちゃんの歌い出しで始まり、ホップメロディに乗せて踊れる!
昨日は、BiS パートはオケで。
高速テンポな"未来への虹"が、ステージはしゃぐわ動くわで
2部では早くも会場ごと左に右にと大移動のうえグルグルっ。
今までのドロシーでは考えられないような大騒ぎなダンス。
随所で締めつつも、この崩しは新機軸!
今後、会場が沸いてしまってたいへんだ。
で、2部の時まりちゃんから「ドロシー初の失恋ソングです」と
アナウンスされた坂本サトル氏作詞作曲の"壊れちゃう 崩れちゃう"。
本当の初披露だった1部の時、会場が息を飲んでくのがわかりました。
冒頭の鋭すぎるダンスの後、Aメロを3人で歌い、
その後、まりちゃんがセンターでダンス無し、ソロで歌い込む。
いや、そんなもんじゃないな。
髪を振り乱し体を震わせての熱唱だから。
その切迫感は、アイドルのアの字も皆無。
歌詞、立ち姿ともに、シンガー以外の何者でもない。
この歌詞は刺さる。内面吐露に近い生々しさだから。
曲も熱量が全然違う。内に秘めた想いが強くて。
この歌詞には、他の誰でもない"私"が強烈なまでに居るから。
だって、職業作家から一番縁遠い坂本サトル氏の作詞作曲なんだから。
自分と向き合う所から歌詞を書き、想いを馳せてきた正真正銘のシンガーソングライターが書いた曲なんだから、当然!
これをドロシーが、まりちゃんが全身で歌う。魂の歌。
もうバンドだ、アイドルだ、一切関係ない。歌、曲、それだけでいい。
"未来への虹"もだけど、
ここからのドロシーは本当にチャレンジしている。
次号でもサブタイトルにしたけど、
「2013年、本格的活動に入るドロシー」というのは本当に本当です。
で、"Winter blossam"を超えた?というダンス表現の"永遠になれ"。

本人達もつかめたんじゃないかな。

昨日は本当に各所で大事なライヴがあって。
行けず申し訳ないと思ってるんですが、
今自分の中で、ドロシーのこの瞬間は外せなかった。
立ち会えて幸せでした。

これからの、理想のドロシーリトルハッピー。



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