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今日、現場から感じた事

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2013年1月12日 02:44
形式張った挨拶にお辞儀。
時と場合ってのがあるだろう、何回会ってるんだと思うばかり。
ブログにしても同じものを感じる。
他人事のようなそれ。

じゃあ、その丁寧さの中に、どれくらい気持ちがあるのか。

最近、僕が感じた誠意は例えばこれだ。
手前味噌になるけれど。

それは、でんぱ組.inc のみりんちゃんが、
彼女の水着グラビアが載ったマーキーを、
何日も探して自分で買ってくれたことだ。
僕もその様子はツイッターで追っていた。
ファン達から、「ここに売ってるよ」とツイートもされてた。
もちろんサンプル誌は15冊くらい送ってるから、
とっくに見ていたはず。
なのに、彼女は探し回った。冗談に"宣戦布告"しながら(笑)。

あのグラビアは、みりんちゃん自身が自分の意志を持ってやった事だ。
多分それだけに記念として自分の手で買いたかったんだと思う。
それは、あの記事に対する誠意なのだ。
それが伝わってくる僕の気持ちに。

そう、それが欲しいのだ。誠意が。
伝わるってこれのことなのだ。
誠意が人を動かしていく。

去年2月の時点で、
ライヴやっても人が入らないことで有名だったでんぱ組.inc は、
その半年後にリキッドルーム・ワンマンを即日完売させた。
間もなく今度は ZEPP TOKYO。

なぜ、こうなったか。
もちろん、"でんぱれーどJAPAN"という斬新さがあった。
けれども、でんぱの連中は、いつもみんなこうなのだ。

去年末の"振り返り"でも、ねむちゃんは、
マーキーで彼女の初の連載が始まったことを
「念願の」として書いてくれた。
本当は、美術手帖あたりでの連載のほうが
もっと嬉しかったと思うんだけど。

誠意がある。感謝がある。それらを大事にする。

なぜなら、
"W.W.D"で示されたとおり、彼女達は日陰な青春を送ってきたから。
だから人の痛みがわかるのだ。
人に対する思いやりが本物だから、こうしてでんぱは広がっている。
彼女達の気持ちに打たれる人が増え続けている。
そんな中のみりんちゃんが、
意を決して「武道館へ行きたい」と言った時の、
"「よくぞ言った! みりん」感"は、
だから感動を呼んだわけで。


こういうシステムがどうなのか賛否を一度置いておくとして現状、
売り上げに貢献したいと願う気持ちによって支えられているあなた達。
大量買いしたとしても誠意があればむなしくはない。
本当のあなた達の言葉で会話出来ればと思います。
その言葉でしか本当には広がらないと思う。


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