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MARQUEE(マーキー)Vol.98 8/10本日発売!

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2013年8月10日 11:06
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この夏は 1/3くらい溶けてる人が街中を彷徨しててヤバババ。
幻想の夏、そんなゾンビな真夏には、
まるでシャーベットな表紙の後藤まりこなど、いかがですか?
と超売り込みたいのが、今回の MARQUEE Vol.98 です。

アートディレクション:くぼたえみさん、プロップ:遠藤歩さん、写真:藤城貴則くん。
最近のマーキーは、このチーム打率が高い。
今回の後藤まりこ表紙+21ページ特集も、彼等の作です。

ミドリという殻を破ってからの後藤さんが特に、
"自分"を出そうとしているのは間違いない。
自分に素直になっていっているというか。
形よりも中身で行っているから結果、
ジャンル越境みたいに映っているけど、
本人にとっては"自分"をトライし続けているだけだろうし、
そうしたい欲求に駆られてしまう自分に対して、
程々諦めかけてもいるようだ。
「しゃあないな~」って、自分のことながらに。
嬉しくもあり、やれやれという感じでもあって、
全体にはプラス。そんな感じじゃないかなぁって思います。

後藤さんは、
ソロになってからも、即興性の高いバンドサウンドをやったり、
舞台のヒロイン役を勤めたり、ドラマの主演をやったり、
TOKTO IDOL FES 2013 に出るかと思えば、
MASONNAやBO NINGENらともほぼ同時期に共演とか、
音も打ち込みからハードコアまで多様すぎ!とか、
でもどれもが"自分"。

そこに焦点を当ててみたいと思いました。
"そこ"というのは、後藤まりこ本体に。

今も継続中の彼女の多面体ぶりについては、
僕には引っ掛かるもの大なんですよ。

アイドル/バンドみたいな対立構造で物書いたり言う人達を
今僕は間近かで見てるけど、
「そんな視野じゃ事は解決も広がりもしないし、そんなこと言ってる間に、いよいよ音楽自体が終わってしまうかもしれないのに」っていう危機感はあって、
そんな時だから余計に後藤さんの"自分"主義な動き方と、
その結果がもたらしてしまうフィールドの再(新?)編集に興味がある。
というかその動き方には大共感だ。

それを写真に置き換えたくて、3つのタイプ別に撮影しました。
多面体であることを焼き付けたかった。

後藤さんの動き方には、ミュージシャンの今後、
もう少し広い言い方をすると、表現するとか人前に立つとか、アウトプットするとか、
そういう事の未来を完璧示唆してると思ってます。







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