- 2013年8月13日 02:09
おはよ! MMMatsumotoです。
ちょっとアイドルっぽいかな?
ん、アイドルだ。
よし!
んで、今回はエビ中ぁぃぁぃさんとアイドルのお話をしまして、
その様子は今発売中の MARQUEE(マーキー)Vol.98 に掲載させていただきました。
ぁぃぁぃさんは、さくら学院/BABYMETALの菊地最愛さんや、
でんぱ組.incの夢眠ねむさん、最上もがさんらと並んで、
アイドルの将来を担う一人。というのが僕の持論です。
アイドルでありながらアイドルの意味合いを変えれる人達。
独特の内面世界・感性を持っていて、それが強い。
趣味の持ち方の濃さ、発言の強さなんかになって出ているとおり。
マニアックで、そこに後ろめたさが無い。
スイッチ入ったらガーと行けそうな無我夢中さがポイント。
それは物事を成し遂げるに絶対必要な才だ。
今号では、SPACE GIRLS PLANET の伊藤ゆいさんとも話し込みましたが、
以前のモーニング娘。道重さゆみさんとのインタビューもでした。
要するにオレは、"アイドルって何?"ってことに興味があるんだと思う。
もともと"アイドルが不思議"ってところから始まっているから。
アイドルファンからしたらなんてことのない事だし、
今は自分も不思議に思わない感覚は持ってるけど、
それでもアイドルという存在や図式は、
そこでの秩序を含めて、どこか集団催眠っぽい感覚もぬぐえない。
ある設定を越えて中に入ると、概念が違っていて、NGもOK。
アイドルって、集合無意識が育み続ける幻想みたいなもので、
AKB以後はそこにアイドル本人達を含め、
みんなが参加しているようなところがある。
多分、というか間違いなく、今の"アイドル"というものは深い。
概念化していて、掘り込んでいけば、いろんな事に言及もできる。
ぁぃぁぃさんもアイドルを客観的に見れる人の一人で、
そこで自分の意思・感性を活かすことにポジティヴな人だ。
アイドルって単なるエンタメ的なドラマに止どまらず、
もはや生き方なのが少しは伝わるかと思います。
そこに"個"が見えてくるはずです。ぜひ読んでみてください。
話し変わって。いや変わらず連鎖して。
先日あの後、代々木体育館で行われた idol nationへ行ってきました。
TIF 2013、実質的なフィナーレを飾ったドロシーの充実ぶりが、
idol nation でも続いていて、特にまりちゃんの歌が絶好調。
気持ちで歌う。その場に自分が立つことをしっかり認識し、
目の前に広がる人達を見据え、そこに向けてこの歌感情を、
自分というフィルターを通して、伝えようとする。
"伝える"という意識の前提には、"自分は、"という意識が必要。
そこが積まれてきての、この日という印象だった。
前回シングル「colorful life」時の連続イベントで得た自信が、
今のドロシーにはみなぎっていて、
ここという大事な時に最高の力を発揮できるようになっている。
理想的な成長の仕方をしているとしか言い様が無い。
これはユニットのバロメーターを最も示す事柄だから。
まりちゃん連載で字数的内容的にカットしたんですが、
自分達でほぼ考えている最近のセットリストについて訊いた時、
「(オムニバス形式のイベント等で)最近は他のアイドルさん達が、自分達の前後でどういう選曲をされるかとかを気にならなくなった」という話をしていて、
ブログにも書かれてた「自分達は自分達」というユニットとしての基盤意識が、もう揺るぎないんだなと思った。
「自分達で楽しめる」とも言う。それが初夏以降すべてに出ている。
で、idol nation で何が一番印象的だったかと言うと、AKB 48。
これが今のAKBの現状なんだと正直ビックリしてしまった。
それはむしろ、この世界の将来に初めて不安を感じたという意味で。
現場レベルで以前から耳に入ってきている話は本当なんだ、と。
バンドだってアイドルだって何だって、売れない頃もあれば、
成長していく時期もある。終息していく時も。
変わりつつあることはもう間違いない。
AKBはブランド・象徴・マスとしてネーム機能しているのであって、
その大元であるはずのユニットとしての実体、という以上に覇気が...。
会場の反応を含めて。
アイドルが音楽売り上げの75%を占める現在。
内 AKB 48 が25%(残り25%がジャニーズ、更に25%がその他アイドル、そして残り25%がアイドル以外の音楽すべて:バンド DJ SSW ボカロ 演歌 等)。
そんな状況での象徴的な存在に、音楽界全体の危機感すら感じて、
正直「あ、ヤバイのかな...」って思ってしまった。
「1年前は、いやもっと覇気あった」って。
売れない頃応援していたファンの方が逆に冷静に解説してくれたくらいで。
もちろん大舞台としてもワンマンじゃなく曲数も少なく、
熱心なファンは干してたのかもしれない。
時間の無い中、練習なんて時間も取れないだろう。
それは分かるんだけど、僕がショックだったのは覇気。
下手だろうが経験不足だろうが時間無かろうが、
気持ちがあること、一体感が大事だと思うから。
実際に自分の目で見てしまうと...。
たかみなさんがホント頑張ってた。それが逆に突き刺さった。
現場は、すべてにおいて正直だ。事実もそこに出ている。
あとAKBのことじゃなくて、フェス絡みで一言。
"論"風に、気持ちも読めず、机の上で空想文書いてる人達、
都合よくネット拝借して繋げている浅い人達、
もっと濃く、人を理解しようと生きような。な!
その上での音楽な。
音楽に限らず。
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