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2013年12月 Archive
GALETTe!!!!!
- 2013年12月23日 16:17
昨日、GALETTeを観てきました。
すごかったー。
今年11月頭の東京初遠征の時から更にパワーアップしていて。
人いっぱいで、早くもファンの応援態勢も整ってて、
2部の最後なんてグループカラー赤のサイリウムまで配られて
「一体いつの間に?」と思うばかりの沸き方。
当然、特典会も時間が足りない盛況振り。
11月の時は、一応GALETTeが目的で一緒に流星群少女やI'S9、chimoなど
普段観れない福岡・大分勢が観れるというので、
期待しながらもわりと軽い気持ちで行ったわけです。
というのも、まだGALETTeは夏に結成されたばかりだったし。
ところが、行ったらもうGALETTeに釘付けですよ。
出てきた瞬間にわかった、「全然、違う」って。
気合いとか雰囲気が。立ち姿がもう出来てるんですよ。
で、見守る中、曲が始まってすぐ目が行ったのが、ののこさん。
「なんなんだ、この子のダンスは!!!」ってくらい切れる。
瞬間の動きが奔放で、本人も自覚できてるんだろうかって感じで全開するんですよ。
自分を放り投げるように。
隙がある感じで同時に意志が通ってる感じで圧倒的にシャープ。
その状態で踊り続ける。
しかも、歌声が高くてキュート! 本人の雰囲気も!
曲数もまだ少なくあっという間に終わったけど、鮮やかすぎて。
「GALETTe、ヤバイっヤバイっ」てアワアワするまま取材を即決しました。
今発売中の MARQUEE(マーキー)Vol.100に掲載したとおりです。
そんな11/2アキバカルチャーズ劇場で観て、
そこから11/3、11/4の連休を、
既に組んでいた予定や取材等を無理やりこじあけながら通いました。
池袋の時なんて、走りまくってハァハァ言いながら(正統にw)、
なんとか着いたと思ったらライヴが終わってて、
諦めつかなくて四島さんと保坂さんで2チェキ撮った、とか。
最終日11/4の丸井のオープンスペースの時とか、
関係者や強ヲタ達も結構来てました。
すぐに噂はコアなアイドルファンや早耳の関係者達に広がりましたよね。
その1週間後、5人目のメンバー古森結衣さんの加入が発表され話題に。
今日12/22も、17:00からライヴ、19:45から交流会が、渋谷エンタメステージで行われます。が、チケットがもう相当出てるようで。
2度目の東京で、早くも主催ライヴというのもすごい。
というか、GALETTeは、意識や雰囲気が違うのは当然だと思われます。
新たに参加した古森さんのグループへの溶け込み方を見ても思います。
それもそのはず、GALETTeは九州の各グループのリーダー格だった人達が集まったグループだから。
当然、意識の持ち方が自然と高い。
古森さんなんて13歳で武道館に立っているわけだから、HKT48で、第一期生として。
アイドル界では有名かと思うけどHKTとはいろいろあって、
その後、10COLOR'Sを結成し、そして今回GALETTeには自ら志願しての加入だから、もう覚悟が違う。
四島さんも約1年前、自分達の思いとは別のところで事務所が解散。
それに伴い、在籍していたCQC'sも解散という経緯があってのGALETTe。
四島さんはCQC'sのWセンターの一人だった。
村山さんも、今勢いを増す流星群少女のリーダーだったし、
ののこさんも、つい最近卒業を発表したとおり4年半続けたchimoのセンターだった。
保坂さんに至っては、既にソロで、つまり一人で立ってきて、
ソロ作品もリリースしているのだから。
全員に、覚悟がある。
しかもリーダー格だったから、全体(他メンバー、運営)を見る力もある。
問題を抱える以前に、その解決法も知っている5人だから、
暗黙の、高い位置での意思統一が自然と出来ているはず。
歌もダンスも本格的なのは、そんな5人の意志の表れですよ、あれは。
技術の事以前に、意識・気持ちの持ち方でこんなグループはまあ居ない。
強い意志があってもガツガツしない懐の大きさが備わってる。
みんなが言ってました、「限られた時間だから自分を懸けた」って。
なんてピュアなんだって。それ聞いて、もぅ、感動しましたよね。
それがGALETTe。
2/12には2ndシングル「じゃじゃ馬と呼ばないで/Candy Pop」もリリース。
今回、観れなかった人達は、次、ゼッタイ!
1stシングル「G」PV
http://bit.ly/1iRxDju
今年11月頭の東京初遠征の時から更にパワーアップしていて。
人いっぱいで、早くもファンの応援態勢も整ってて、
2部の最後なんてグループカラー赤のサイリウムまで配られて
「一体いつの間に?」と思うばかりの沸き方。
当然、特典会も時間が足りない盛況振り。
11月の時は、一応GALETTeが目的で一緒に流星群少女やI'S9、chimoなど
普段観れない福岡・大分勢が観れるというので、
期待しながらもわりと軽い気持ちで行ったわけです。
というのも、まだGALETTeは夏に結成されたばかりだったし。
ところが、行ったらもうGALETTeに釘付けですよ。
出てきた瞬間にわかった、「全然、違う」って。
気合いとか雰囲気が。立ち姿がもう出来てるんですよ。
で、見守る中、曲が始まってすぐ目が行ったのが、ののこさん。
「なんなんだ、この子のダンスは!!!」ってくらい切れる。
瞬間の動きが奔放で、本人も自覚できてるんだろうかって感じで全開するんですよ。
自分を放り投げるように。
隙がある感じで同時に意志が通ってる感じで圧倒的にシャープ。
その状態で踊り続ける。
しかも、歌声が高くてキュート! 本人の雰囲気も!
曲数もまだ少なくあっという間に終わったけど、鮮やかすぎて。
「GALETTe、ヤバイっヤバイっ」てアワアワするまま取材を即決しました。
今発売中の MARQUEE(マーキー)Vol.100に掲載したとおりです。
そんな11/2アキバカルチャーズ劇場で観て、
そこから11/3、11/4の連休を、
既に組んでいた予定や取材等を無理やりこじあけながら通いました。
池袋の時なんて、走りまくってハァハァ言いながら(正統にw)、
なんとか着いたと思ったらライヴが終わってて、
諦めつかなくて四島さんと保坂さんで2チェキ撮った、とか。
最終日11/4の丸井のオープンスペースの時とか、
関係者や強ヲタ達も結構来てました。
すぐに噂はコアなアイドルファンや早耳の関係者達に広がりましたよね。
その1週間後、5人目のメンバー古森結衣さんの加入が発表され話題に。
今日12/22も、17:00からライヴ、19:45から交流会が、渋谷エンタメステージで行われます。が、チケットがもう相当出てるようで。
2度目の東京で、早くも主催ライヴというのもすごい。
というか、GALETTeは、意識や雰囲気が違うのは当然だと思われます。
新たに参加した古森さんのグループへの溶け込み方を見ても思います。
それもそのはず、GALETTeは九州の各グループのリーダー格だった人達が集まったグループだから。
当然、意識の持ち方が自然と高い。
古森さんなんて13歳で武道館に立っているわけだから、HKT48で、第一期生として。
アイドル界では有名かと思うけどHKTとはいろいろあって、
その後、10COLOR'Sを結成し、そして今回GALETTeには自ら志願しての加入だから、もう覚悟が違う。
四島さんも約1年前、自分達の思いとは別のところで事務所が解散。
それに伴い、在籍していたCQC'sも解散という経緯があってのGALETTe。
四島さんはCQC'sのWセンターの一人だった。
村山さんも、今勢いを増す流星群少女のリーダーだったし、
ののこさんも、つい最近卒業を発表したとおり4年半続けたchimoのセンターだった。
保坂さんに至っては、既にソロで、つまり一人で立ってきて、
ソロ作品もリリースしているのだから。
全員に、覚悟がある。
しかもリーダー格だったから、全体(他メンバー、運営)を見る力もある。
問題を抱える以前に、その解決法も知っている5人だから、
暗黙の、高い位置での意思統一が自然と出来ているはず。
歌もダンスも本格的なのは、そんな5人の意志の表れですよ、あれは。
技術の事以前に、意識・気持ちの持ち方でこんなグループはまあ居ない。
強い意志があってもガツガツしない懐の大きさが備わってる。
みんなが言ってました、「限られた時間だから自分を懸けた」って。
なんてピュアなんだって。それ聞いて、もぅ、感動しましたよね。
それがGALETTe。
2/12には2ndシングル「じゃじゃ馬と呼ばないで/Candy Pop」もリリース。
今回、観れなかった人達は、次、ゼッタイ!
1stシングル「G」PV
http://bit.ly/1iRxDju
キミとボクの『WORLD WIDE DEMPA』
- 2013年12月15日 12:14
キミとボクの『WORLD WIDE DEMPA』
text/MMMatsumoto
でんぱ組.inc 2年振りの2ndアルバム『WORLD WIDE DEMPA』が到着! 遂に、遂に、到着! でんぱ組.incの1曲1曲は密度が高く、1作にまつわる活動も活発。充実度2060%ゆえに、少しアルバムの必要性を忘れていた嫌いもある。第一、彼女達の代表曲の一つになった"W.W.D"など、本来アルバム後半、エンディング前に収録される大曲並みの質量なはず。でもでんぱ組.incは、出し惜しみもなくシングルにしてしまうのだから。また、たった1週間で、リリース、海外ライヴ、コラボ等が詰まるなど、アイドルの活動密度はミュージシャンの10倍増しな中でも、特にでんぱ組.incは激しく、小誌別冊『でんぱブック』を発行後も、隔週ペースで、シンガポール、インド、ジャカルタ等、海外公演だけでも立て続けだった。全てを把握できるのは超絶コアファン・レベル、というでんぱスケジュールの現状でもある。特にこの1年間、"W.W.D"の成功以降、各自ソロでの活動も増え、もはやカオス。でんぱ組.incは"かわいい"ことをカオスにしてしまった唯一希有な存在だ。もはやアイドルファンの許容範囲を大きく越えて、「なぜ、でんぱ組.incは売れたのか」とのツイ発言も出る程に消息不明。それは彼女達の衣装やアートワーク、写真の撮られ方一つから"ビビッ"と電波したクリエイターやファッション関係の人達にしても、"きゃわっ"とファンになった同世代の女の子達にしても同じ。理由がつかめないでいる。なぜなら策略では為し得なかった、不規則で、理にそぐわない事の連続だから。方程式が当てはまらない。それは"新しい"ということ、そのもの。レーベルも運営も、もちろんでんぱ組.inc本人達も、誰も予想が出来なかったハプニング(笑)が連続してブランディングされているのが、でんぱ組.incだ。ゆえに、更新も早いせいで受けて側も追いつかず(笑)、その不規則性ゆえに五里霧中。彼女達の特殊な位置付けを、誰も説明できないでいるのは、もはや不自然なことではない(笑)。
この最高のステイタスで、でんぱ組.incはアルバムをリリース出来た。幸運な、とても運の強い子達だ。延長された思春期ゆえの思いの強さというのは潜在的なのか、耐久性が高いということなのだろう。ちょっとやそっとじゃ諦めないから。と言う前に、一度は諦めかけた人生だから、失敗することが怖くない(笑)。「どうせまた元に戻るだけ」、それどころか時々「戻るほうが楽かも」程度。実は一人で居るのが今も楽なので、ライヴ後の打ち上げ経験もゼロ。野音が1分で完売しようが終われば一人で帰って食事という人達だから、世で言う"さみしい"に代表されるマイナスには相当強い(笑)。そろそろリスナー読者の方々もお気付きのように、思春期・青春期の女の子が必ず言う「さみしい」という言葉を、彼女達でんぱ組.incから聞いたことがほとんど無いはず。彼女達にとってひとりぼっちは、基本がNOTぼっち春夏秋冬なのだ。こんな激スケジュールとなった今となってその時間帯は、ますますゲームにアニメにいそしむ大切な時間でもあるはずだから。つまり、燃え尽き症候群には縁が無い。
新曲は4曲。+"Future Diver"の6人ヴァージョン。最初に感じたのは、「どんだけ"W.W.D"症候群なんだ」ということ。まず、J-POP百戦錬磨のミュージシャン作曲家である蔦谷好位置氏の器用さが存分に発揮された"VANDALISM"。これは鮮やかだった。もはやでんぱ組.incの解析・研究成果である。密集する詰め込み加減までが解析されていて驚く。"イツカ、ハルカカナタ"にしても、そのまま"W.W.D"を受けての感情表現だ。いかに"W.W.D"シリーズの衝撃が強かったか、「でんぱ組.incと言えば...」という命題を突き付けられ苦闘せざるを得ないまでに、後続に大きく影響を与えてしまっている。やはり、アイドルが"W.W.D"流に吐露することは斬新なのだ。もっと言えば、アイドルというものの貴さは、「今すぐ会えるアイドル」時代の今も失われていない。ここまで来れば、もはやアイドルというものへの憧れは、2010年代現代の集合無意識、そのポップヴァージョンと言っていいかもしれない。そして、通称インド曲"なんてったってシャングリラ"に関しては、個別インタビューで古川未鈴が「アイドルにはこういうインドっぽい曲が必要なんですよ」と笑顔だったが、僕は内心、「それ以前にあなた達は昔から祭りですよ」と返したのは、ここだけのお話。「"Future Diver"のドッヒャーっと溢れ出す熱量の出方からして既に。そして"ノットボッチ...夏"イントロの卑弥呼・弥生農耕文化のたおやかなリズムと踊りを見た時も、いつもあなた達には、江戸文化を継承したかのような、日本のサイケ感を覚えてますから」と。唯一EDMをでんぱ解釈した"ナゾカラ"がストレートに感じるものの、EDM特有のグニョっと押し出す感触に乗って、歌い出しメロディーの敢えての不安定感がとっても癖になる。
これら新曲とは別に課外授業?として、BiSの"IDOL"をカバー音源化し、そのあんまりにでんぱなアレンジに、"でんぱれ"玉屋2060%のゆる鋭さを再認識したけれど、ステージで踊ったら、これがまた輪を掛けてヤバイ! でんぱ組.incのダンスは、ダンスの在り方を問うたところから出発しているだけに、発想豊か、ゆえにカルチャー度が高いことでも有名。毎回毎回が楽しみだけれども、"IDOL"ではなんとスローモーションを踊っていた(笑)。あの発想力を持ってして、クリエイター達が刺激を受けるのは当然だ。しかもこの半年で、でんぱ組.inc本人達も、既存曲を含めダンスの精度を上げ、切れも断然鋭くなっている。
ステージで言えば、もうひとつ。アイドル現場は、観客を含め"ステージ"であること。これは以前からお伝えするとおり。そこででんぱ組.incの場合は、でんぱ伝来のコアファン達が、でんぱメンバー6人に拮抗するレベルでお祭りなことだ。バンドじゃないもん!との2マン(2013.11.28 @東京・キネマ倶楽部)では、170本近くの緑のサイリウムを半透明のコート内に装着したピンク・フロイド級"電飾男"が、"Future Diver"中に出現(爆笑!)。なんと頭の位置まで押し上げられて、頭上に立ってヲタ芸を打つという快挙?を達成。その瞬間はステージ上で沸くでんぱ組.incを凌駕して注目を浴びるという、まさにでんぱ組.incが、ヲタ芸真っ直中をくぐってきたかつてのディアステージ時代を思い出させるものがあった。今も、でんぱ現場はアイドル界にあって、数少ないこの自由が許されている。統括プロデューサーである福嶋麻衣子氏(もふくちゃん)を筆頭に、運営サイドが"祭り"気質だから。これを理解し継承するコアファン達が、今も周囲に迷惑が掛かり過ぎないよう配慮しながら、存分に楽しむ。遊びのルールを知っているからこそ。そしてこれを培ってきたことが何より誇るべき事であり、アクトに関係する全ての人達が注目すべき事。でんぱ組.incの楽しさは、楽曲や衣装等ばかりではなく、彼女達が発信するものに共感し、送り手/受け手の垣根を越えて楽しむというところにある。でんぱ組.incの神髄とは、つまりこの姿勢のことである。ここから全てが出発する。
時折、"W.W.D"シリーズに関連した物語性への批判が出るけれど、でんぱ組.incはいつも常に昔から、何一つ嘘無く、ありのままの自分達を示し語ってきただけ。何の誇張も無い。むしろ、引きこもり体質の謙虚さゆえに、周囲が無理に引っ張り出したに近い。だから見当違いもはなはだしい。事実を語っただけ。ろくに現場にも来なくて推測半分で見誤っている(お前らの)机上のちっぽけな理屈とはワケが違う事実を。そうして彼女達のような人達のこれまでの人生を否定するという、そういう人間性がSNS時代だからこその人類根幹の悪であることを再認識するばかり。"W.W.D"シリーズは、リスナーにとっても踏み絵もしくはリトマス試験紙だ。というのも、今そして今後でんぱ組.incは、アイドルも音楽も衣装も容姿も越えて、生き方のレベルでも語られるアイドルになっていく可能性が大きいから。アルバムというのは音楽層や一般層にも向けられたものだ。でんぱ組.incは、やる事の中身を充実させることで、性別年齢を越えた共感を得ていく時期に差し掛かっているはずだから、ぜひこのアルバム『WORLD WIDE DEMPA』こそ、その役割・きっかけを果たしてほしいと思う。
たむらぱんさんのニコ生にゲスト出演します。
- 2013年12月15日 11:58
今夜12/15(日)21:00~0:00、たむらぱんさんのニコ生に、
トークゲストとして出演させていただきます。
↓
たむらぱん生出演&ニコ生限定超プレミアムアコースティックライブ
http://live.nicovideo.jp/watch/lv158642451
急きょ。
最近、"急きょ"が多いです。
たむらぱんさんは、
インディー時代の最初から取材を続けさせていただいてます。
当時はもう少しこだわりが表に出てて尖んがってたかな?、
という印象でしたが、ネット経由後、メジャーデビューする頃には、
それも内側に包まれ、音も言葉も余裕というか、
今のたむらぱんらしい語り口になっていた気がします。
そんな彼女が12/18に、
ニューアルバム『love and pain』をリリース。
過去最大に直球なタイトル、歌詞、歌が聴けるアルバム。
今夜は、このアルバムをテーマにお話をきこうと思っています。
その模様は、22:10頃から。
その後たむらぱんさんのニコ生限定アコースティックライヴがあり、
さらにその後、たむらぱんさんが主題歌と劇伴を担当した舞台
『羊人間012』http://sheep012.com/(アニメーション監督の森本晃司が初めて手掛けた演劇)の森本晃司監督をお迎えし、更にトークを膨らませれば、と思っています。
よろしくお願いします。
アイドル現場から学んでほしいこと
- 2013年12月14日 09:58
クラムボンmitoくんと僕MMMatsumotoで、
かれこれ7年強やってる連載「3:10 MMM」、
今回のMARQUEE Vol.100からの抜粋です。
連動してポッドキャストもやってます。
↓
『MMM Radio Psychedelic』vol.34
■webDICE
http://www.webdice.jp/dice/detail/4057/
■HMV
http://www.hmv.co.jp/news/article/1312050020/
今回のテーマは、「音楽の発信方法について」。
当面、固定層をどう作るか。
この基盤(セールス約1万枚まで)が作れなくて、
という場合がほとんど。
自分達の思うように作ったり活動できる人達なんて一握りの数。
基盤層あってこそ、グレイゾーンへ広げられるわけで、
数億の予算投下してテレビ等使いまくれるのなら話は別だけど、
それもやっぱ中身が伴わなければ無理。
アイドル現場からの報告。いちヒントを。
現場を知らない人達や、勘違いしている人達、
理屈こねてるだけのネットの人達(評論家まがいの)にも報告です。
MMM 俺、今年アイドル通じて感じたことがあって。来年バンドがもう少し復活してくるけど、でもね、音楽だけでもの考えてたら、もうアウトだと思う。音楽の事はストイックに、いいもの作らなきゃいけないんだけど、それをどう見せてどう売るかを本当に真剣にやらないと。その事を、この1年アイドルの世界から学んだんですね。僕はね、いい物作ったんだったら、作った本人、もしくはスタッフぐらいは、一生懸命その作品を世に広めようとする努力をして欲しいと思う。そこがいい加減すぎる。アイドル見てると、身を削ってその場で手売りしていくわけですよ。1日で1500枚とか。それを1週間やるから10000枚以上売れるわけです。それが基礎になって、ショップでライトユーザーが1枚買ってくれる、加算されて、数字で出る、だから次の制作に対する予算も出てくるし、いい物が作れる環境が作れてくんですよ。例えば、ポップ系のバンドだったらライヴ終わった後、物販してるレコード会社の人の後ろに立って欲しいんですよね。本当のコアファンっていうのは、「今日良かったよ」の一言も言いたいんだよ。その言いたい気持ちをちゃんと汲んであげて欲しい。その需要に答えることがセールスにも繋がるんですよ。そこで一言でもいいから「ありがとう」ってもしメンバーに言われたら、その人絶対2回目ライヴに来ますよ。こういう初心を怠ってるんだよ、簡単な例を挙げるとね。
mito バンドがってこと?
MMM バンドがです。もちろんマネージメント、レコード会社も。
mito すごいおもしろかったんですけど、この前Polarisがリキッドルーム終わった後にサイン会をしてたんですよ。
MMM それが正解ですよ。
mito リキッドルームであの人数でサイン会とかやるって、どうするんだろう?この人たちっていうか。それはアナログ限定にして、100とか200とかしか売ってないのを即完で売らせるためにやってるのかなっていうところもあるにはあるんですが。
MMM そこ、すごい大事な話で。買わせるんじゃないんだよ。ファンが買いたいって思ってるコアな要望があることを、その人達こそが中心のファンになることを、ミュージシャン側がわかってないのが問題なんだよ。俺はピンクフロイドの超絶コアファンだったから、機材が重量オーバーで来日出来ないことが決定した時、ニューヨークまで観に行ったわけ。コアファンっていうのは、それぐらい構わないどころか、アイドル界だと率先して自ら関わってくんだよね。その気持ちを、なぜ頭ごなしに削られるのかが不満なんだよ。握手会やれって言ってんじゃないんだよ。例えば物販の後ろに出るだけのこと。ファンのことを何だと思っているのか、ステージ上の発言がまるで嘘っぽいし、ワケわからない。で、そいつらに限って、CDが売れない売れないって言うんだよ。自分で自分の首を締めてるのに。それでリストラされてたりする。おかしいでしょ? CD売りたいって言ってるのお前らなんでしょ?って。こっちは買いたいって言ってるんだぜって。少しでも支えたいって。次もいい作品作ってほしいし。じゃあなぜ握手会なりサイン会なりの交流の場を作らないんだよって。これが資本主義的にもわからない。これで、音楽の世界がこの10年間で衰退した。アイドルの世界やヴィジュアル系とかは、これをやってきてセールスを確立して、創作の自由を勝ち取り、カルチャーを育んでるんですよ。
mito よーくわかる。
MMM だから究極言いたいのは、感謝がないってことなんですよ。ほんとに好きでずっと聴いてくれて愛してくれる人に対して、感謝という気持ちが行ってないことが問題。
mito それは同時に同じで、作品を作る側がその作品を愛せないとダメっていうのも同じ。
MMM そう。マーケティングって何のことかって言えば、愛情の濃さみたいな部分を、ちゃんとリサーチすることなんだよ。とりあえずアイドルとかの現場に行ってもらうのが一番早い気がする。現場行って自分で見てみればわかる。けど、行かないよね。だって来てないもん。だから感性の柔軟な、違う人達に期待するしかないのが現状ですよね。
かれこれ7年強やってる連載「3:10 MMM」、
今回のMARQUEE Vol.100からの抜粋です。
連動してポッドキャストもやってます。
↓
『MMM Radio Psychedelic』vol.34
■webDICE
http://www.webdice.jp/dice/detail/4057/
■HMV
http://www.hmv.co.jp/news/article/1312050020/
今回のテーマは、「音楽の発信方法について」。
当面、固定層をどう作るか。
この基盤(セールス約1万枚まで)が作れなくて、
という場合がほとんど。
自分達の思うように作ったり活動できる人達なんて一握りの数。
基盤層あってこそ、グレイゾーンへ広げられるわけで、
数億の予算投下してテレビ等使いまくれるのなら話は別だけど、
それもやっぱ中身が伴わなければ無理。
アイドル現場からの報告。いちヒントを。
現場を知らない人達や、勘違いしている人達、
理屈こねてるだけのネットの人達(評論家まがいの)にも報告です。
MMM 俺、今年アイドル通じて感じたことがあって。来年バンドがもう少し復活してくるけど、でもね、音楽だけでもの考えてたら、もうアウトだと思う。音楽の事はストイックに、いいもの作らなきゃいけないんだけど、それをどう見せてどう売るかを本当に真剣にやらないと。その事を、この1年アイドルの世界から学んだんですね。僕はね、いい物作ったんだったら、作った本人、もしくはスタッフぐらいは、一生懸命その作品を世に広めようとする努力をして欲しいと思う。そこがいい加減すぎる。アイドル見てると、身を削ってその場で手売りしていくわけですよ。1日で1500枚とか。それを1週間やるから10000枚以上売れるわけです。それが基礎になって、ショップでライトユーザーが1枚買ってくれる、加算されて、数字で出る、だから次の制作に対する予算も出てくるし、いい物が作れる環境が作れてくんですよ。例えば、ポップ系のバンドだったらライヴ終わった後、物販してるレコード会社の人の後ろに立って欲しいんですよね。本当のコアファンっていうのは、「今日良かったよ」の一言も言いたいんだよ。その言いたい気持ちをちゃんと汲んであげて欲しい。その需要に答えることがセールスにも繋がるんですよ。そこで一言でもいいから「ありがとう」ってもしメンバーに言われたら、その人絶対2回目ライヴに来ますよ。こういう初心を怠ってるんだよ、簡単な例を挙げるとね。
mito バンドがってこと?
MMM バンドがです。もちろんマネージメント、レコード会社も。
mito すごいおもしろかったんですけど、この前Polarisがリキッドルーム終わった後にサイン会をしてたんですよ。
MMM それが正解ですよ。
mito リキッドルームであの人数でサイン会とかやるって、どうするんだろう?この人たちっていうか。それはアナログ限定にして、100とか200とかしか売ってないのを即完で売らせるためにやってるのかなっていうところもあるにはあるんですが。
MMM そこ、すごい大事な話で。買わせるんじゃないんだよ。ファンが買いたいって思ってるコアな要望があることを、その人達こそが中心のファンになることを、ミュージシャン側がわかってないのが問題なんだよ。俺はピンクフロイドの超絶コアファンだったから、機材が重量オーバーで来日出来ないことが決定した時、ニューヨークまで観に行ったわけ。コアファンっていうのは、それぐらい構わないどころか、アイドル界だと率先して自ら関わってくんだよね。その気持ちを、なぜ頭ごなしに削られるのかが不満なんだよ。握手会やれって言ってんじゃないんだよ。例えば物販の後ろに出るだけのこと。ファンのことを何だと思っているのか、ステージ上の発言がまるで嘘っぽいし、ワケわからない。で、そいつらに限って、CDが売れない売れないって言うんだよ。自分で自分の首を締めてるのに。それでリストラされてたりする。おかしいでしょ? CD売りたいって言ってるのお前らなんでしょ?って。こっちは買いたいって言ってるんだぜって。少しでも支えたいって。次もいい作品作ってほしいし。じゃあなぜ握手会なりサイン会なりの交流の場を作らないんだよって。これが資本主義的にもわからない。これで、音楽の世界がこの10年間で衰退した。アイドルの世界やヴィジュアル系とかは、これをやってきてセールスを確立して、創作の自由を勝ち取り、カルチャーを育んでるんですよ。
mito よーくわかる。
MMM だから究極言いたいのは、感謝がないってことなんですよ。ほんとに好きでずっと聴いてくれて愛してくれる人に対して、感謝という気持ちが行ってないことが問題。
mito それは同時に同じで、作品を作る側がその作品を愛せないとダメっていうのも同じ。
MMM そう。マーケティングって何のことかって言えば、愛情の濃さみたいな部分を、ちゃんとリサーチすることなんだよ。とりあえずアイドルとかの現場に行ってもらうのが一番早い気がする。現場行って自分で見てみればわかる。けど、行かないよね。だって来てないもん。だから感性の柔軟な、違う人達に期待するしかないのが現状ですよね。
DD.ディスティネーション はじまり はじまり
- 2013年12月14日 09:05
今日12/14(土)18:00~で、でんぱ組.incの夢眠ねむさんと、
モデルの日笠麗奈さん(自称DD)がMCをつとめるテレビ朝日の動画番組、
「DD.ディスティネーション」がスタートします。
女のコたちがかあいい女のコたちを『あーだこーだ』言っちゃうアイドル番組。
とのこと。
要するにアイドル女子会ですね。
アイドルを女の子ノリで当人達が話す番組は画期的。
女の子同士だから話せる話がいっぱいあるはずだし、
女の子目線からの"アイドル"に関連する事の本音もきけるはず。
様々なアイドルを迎えていってほしいです。
特に今後、でんぱやエビやPO☆世代が独自路線を行く後、
次の世代が既に現場では注目されてるわけで、
そこをすくっていかないと、アイドル界の将来がヤバい時期なので。
さすが"神神"ならではのテレ朝スタッフ!
な、はずなので、ぜひよろしくお願いします。
でんぱ傾向がいいのであれば、
ベルハーとかTAKENOKO▲とかゆるめるモ!とか。
たこ虹、もうクるし、GALETTeとかも。
ねむちゃんには、是非この方向で世に出ていってもらって、
アイドルが現代のアートでもあることを
理屈超えたところで実践していって、世の中変えてほしい。
偏見を抱いてしまう人類古来の思考回路を。
今相当有効な現代日本ネタである"アイドル"を通じて。
で、この番組に呼んでいただきました。
『H』創刊期の編集長であり(当時90's初期の『H』はもう時代を切り開きすぎてて凄かったんですよ!)、
その後『spoon.』『FREECELL』等を刊行する斉藤まこと氏と共に、
今日放送の「0回」予告と、次週12/21(土)の「0.5回」に出ます。
当初、番組は準備回として「0回」があり、
それで「第1回」から本スタートのはずだったのが、
様々ゲストを迎え準備してたら濃かった(笑)とのことで、
収録後変更になり、0回、0.5回、0.75回、で、第1回になるそうです。
いいですよねえ、このザックリな快感指向なところが。
期待できそうです。
結構DD振り発揮させていだきました。
よろしくお願いします。
テレ朝動画、無料新番組
『DD.ディスティネーション』http://www.tv-asahi.co.jp/douga/dd
*現在、番組配信開始に先がけて、DD.プレトーク公開中。
MC 夢眠ねむ、日笠麗奈×斉藤まこと(『FREECELL』編集長)、松本昌幸(『MARQUEE』編集長)
#0 12/14(土)18:00配信開始予定 ゲスト:村上純(しずる)
#0.5 12/21(土)18:00配信開始予定 ゲスト:斉藤まこと、松本昌幸、ほか
#0.75 12/28(土)18:00配信開始予定 ゲスト:and more!
2014年1/11(土)#1
以降、土曜日 配信(月4回)
モデルの日笠麗奈さん(自称DD)がMCをつとめるテレビ朝日の動画番組、
「DD.ディスティネーション」がスタートします。
女のコたちがかあいい女のコたちを『あーだこーだ』言っちゃうアイドル番組。
とのこと。
要するにアイドル女子会ですね。
アイドルを女の子ノリで当人達が話す番組は画期的。
女の子同士だから話せる話がいっぱいあるはずだし、
女の子目線からの"アイドル"に関連する事の本音もきけるはず。
様々なアイドルを迎えていってほしいです。
特に今後、でんぱやエビやPO☆世代が独自路線を行く後、
次の世代が既に現場では注目されてるわけで、
そこをすくっていかないと、アイドル界の将来がヤバい時期なので。
さすが"神神"ならではのテレ朝スタッフ!
な、はずなので、ぜひよろしくお願いします。
でんぱ傾向がいいのであれば、
ベルハーとかTAKENOKO▲とかゆるめるモ!とか。
たこ虹、もうクるし、GALETTeとかも。
ねむちゃんには、是非この方向で世に出ていってもらって、
アイドルが現代のアートでもあることを
理屈超えたところで実践していって、世の中変えてほしい。
偏見を抱いてしまう人類古来の思考回路を。
今相当有効な現代日本ネタである"アイドル"を通じて。
で、この番組に呼んでいただきました。
『H』創刊期の編集長であり(当時90's初期の『H』はもう時代を切り開きすぎてて凄かったんですよ!)、
その後『spoon.』『FREECELL』等を刊行する斉藤まこと氏と共に、
今日放送の「0回」予告と、次週12/21(土)の「0.5回」に出ます。
当初、番組は準備回として「0回」があり、
それで「第1回」から本スタートのはずだったのが、
様々ゲストを迎え準備してたら濃かった(笑)とのことで、
収録後変更になり、0回、0.5回、0.75回、で、第1回になるそうです。
いいですよねえ、このザックリな快感指向なところが。
期待できそうです。
結構DD振り発揮させていだきました。
よろしくお願いします。
テレ朝動画、無料新番組
『DD.ディスティネーション』http://www.tv-asahi.co.jp/douga/dd
*現在、番組配信開始に先がけて、DD.プレトーク公開中。
MC 夢眠ねむ、日笠麗奈×斉藤まこと(『FREECELL』編集長)、松本昌幸(『MARQUEE』編集長)
#0 12/14(土)18:00配信開始予定 ゲスト:村上純(しずる)
#0.5 12/21(土)18:00配信開始予定 ゲスト:斉藤まこと、松本昌幸、ほか
#0.75 12/28(土)18:00配信開始予定 ゲスト:and more!
2014年1/11(土)#1
以降、土曜日 配信(月4回)
でんぱ!ヨコハマ!ニッポン!ロリータ、ヨシ
- 2013年12月12日 11:49
昨日、でんぱ組.incが「東アジア文化都市 2014 横浜」の広報親善大使に任命されました。
という話は、新聞、Web等で報告されたとおり。
来年、2/25開催の、オープニング「音楽イベント」に出演したり、
行く行くは中国や韓国も視野に入れた活動が予定されていたり、
と、ますます激化する6人の晴れ姿が、そこにはあった。
ちょうどアルバム『WORLD WIDE DEMPA』発売日。
りさちゃんからの参加表明とか、
でんぱ組.incへの記者達からの質問とか、
横浜市長さんとりさちゃんのツーショットとか、
レアでんぱ、盛り沢山でした。
こういうでんぱ組.incをナマで見るのは初めてだったので新鮮!
というよりも、なんか笑える感じもして楽しかったです。
えいちゃんが、かつて一時横浜に住んでいたというのも初耳でした。
でっかくなったなぁ...
オリコンアルバムチャートも4位!!
しかもドーピング無しでこの順位。
これからは役割も果たしていくんだなぁ、と思って見てました。
でんぱは数字の規模以上に、数字も大事だけど、
やってる中身の意味合いが重要なのがいいですよね。
斬新さや提示、つまり発見があって、
ポップミュージックやアーティスト像を切り開いていってるところが。
で、それが単なる自己満実験じゃなくて、
みんなで楽しめる一種の装置になっているのがいいと思うんですよ。
「あいつらに関係すると物事がおもしろくなる」っていう存在に。
ネットカルチャー発の錬金術集団、要するに現代の巫女。
かな?ってことで、やっぱり弥生で江戸な(明治つまり舶来以前の、日本の古層)日本古来のアニミズム、バーバリズム込みのネット経由POPの在り方を感じます。
もふくちゃんが好む"土俗的な感覚"を持ってますよね。
それがわかりやすく言うと、彼女達の"祭り"感覚に出ている。
えいちゃんが「W.W.D II」MVで演じてるシャーマンなんて、
その劇化って感じで、あれ脚本した方、ホントよくわかってらっしゃる。
ああするとマンガっぽく笑えることまでを含めて。
だって、でんぱって"学問"じゃなくて"おもちゃ"だと思うから。
それで、でんぱは横浜と縁があって、
今年5月に「横浜開港記念みなと祭 ヨコハマ カワイイパーク J-Pop Culture Festival 2013」や、9月の「ゆるキャラグルメフェスティパル in Yokohama」に参加。
相変わらずの、祭り気質を全開させてますが、
横浜市長の理解もあってなのは間違いない。
壇上に立った市長さんのりさちゃん達に対する感じが、
なんか親と娘みたいで微笑ましかったです。
明日からでんぱは札幌、博多、名古屋とアルバムキャンペーン。
新曲「VANDALISM」のひたすら踊り続ける耐久ダンスも必見です。
MARQUEE Vol.100 アフィリア・サーガ 裏話
- 2013年12月12日 10:55
以前一度ルイズさん+コヒメさん+レイミーさんで
1Pインタビューさせてもらったアフィリアさんですが、
今回は裏表紙+12Pで、撮影込みでガッツリ。
ですが、ユカフィン・ドールさんが撮影時に体調不良でご欠席。
でも「S・M・L☆」全員コメントには参加です。
ちなみに僕のアフィリア歴は「ニーハイ・エゴイスト」から。
曲とMVで入りました。
アフィリア・サーガと言えば、それはもう"魔法"で"学院"。
これは変身願望の最たるものかと。
"アイドル"で"学園"が願望の女の子達にとって、
アフィリアは憧れを体現してる気がします。
その象徴が彼女達の制服。
先日、でんぱ組.incとツーマンを行った際、
一部衣装交換してライヴやったわけだけど、
あれ、反応すごかったことでも「やっぱり!」と思いました。
個人的には、ホドロフスキーとかゴダールとかから始まって、
いろんな映画を観てきた口なんですが、
間違いなく一番好きな映画が「ハリーポッター」の1なので、
実はアフィリアの"魔法"で"学院"は、かなり好きでした。
それがやっと誌面実現できて嬉しい。
最初からアリスをテーマにしたいと思ってました。
ルイズさん+コヒメさん、ミクさん、アヤミさん、マホさん、
それぞれの"鏡"単独写真もお気に入りです。
"魔法"と言えば"鏡"は必需品。
ルイズさん+コヒメさんには
改めてアフィリア・サーガの歴史を話していただきましたが、
活動の長い人達だからこそ、時期時期で、
こういう歴史まとめって必要だと思うんですよ。
新規でファンになる人達もいるだろうから。
あ、あと、パーソナルインタビューがホント様々で、
本当は全員行いたかった。
マホさんのインタビューでも話したんですが、
アフィリアはコンセプトが明快だから、
マジ、魔法学院を活かした一大ステージが観てみたいです。
MMM Radio Psychedelic 12/10 真っ昼間12:00 最新UP!
- 2013年12月10日 12:35
クラムボン・ミトくんと僕MMMatsumotoで、
本誌 MARQUEE発売日に更新してますポッドキャスト、
「MMM Radio Psychedelic」、今回も元気です。
テーマは2013年振り返り。
僕の方からは、編集末期にドハマリして毎日聴いていたnanoCUNEを。
本誌VOL.100でのnanoCUNE作詞作曲者・山下氏の、
超絶極小文字3000字インタビューと、
nanoCUNEの 1stアルバム『天上遊園』とを、ご用意ください。
天国、行けます。
碧の世界、マジ ヤバイ。
nanoCUNEの事はまた別日に詳しく書きたい!
で、ポッドキャストの方は平和なんですが、
連動するMARQUEE誌の方の「3:10 MMM」が、
なんでこんなにバトッてんだっていうくらい戦争状態。
アイドル現場から還元出来る事って、学ぶべき事って、
ホント多くて、来年からの音楽シーン活性化にダイレクトに関係するのに、
っていう以上に、今の時代において音楽を発信することって、どういう事よ、
っていう命題で相当シリアスいや辛辣にブチまけてしまいました。
偏見、偏見、偏見の山、山、山、山。
どうして"音楽"とか"表現"ってことで良しとならないのか、
そういう苛立ちがついつい。
せっかくQUATTRO MIRAGE vs @JAMのような企画(アイドルvsバンド)も始まることだから、ここはしっかりストレートに話そうと思い...
でもホント、真っ当な事を言ってるなぁと自分ながら感心したり。
とりあえず、nanoCUNE聴いといてくださいね。
SUPERCAR、ART-SCHOOLとか好きな感性の人達は絶対。
アイドルでも何でもいいじゃん、曲がいいじゃん! 泣けない?これ。
リンク貼っておきます。
↓
nanoCUNE「碧の世界」
詳しくはまた後日。
MARQUEE(マーキー)VOL.100 本日 12/10発売!
- 2013年12月10日 09:38
おひさしぶりです。ブログ再開します。
今日 12/10 MARQUEE(マーキー)最新号 Vol.100 が発売です。
記念すべきメジャー流通100号目の表紙&第一特集は、でんぱ組.inc。
明日12/11リリースのアルバム『WORLD WIDE DEMPA』のフラゲ日に表紙!
ということで、表紙は『WORLD WIDE DEMPA』アー写の別Ver.を使用。
トータル27ページ特集中の11ページ分は、撮り下ろしです。
くぼたえみさん(アートディレクター)×遠藤歩さん(プロップスタイリング)×藤城貴則くん(写真)×高木一矢さん(デザイン)の、いつものチームで撮り下ろした写真を、スペイシーかつヒロイックに作り込みしてます。
本人達のフォトジェニ感ゆえに、撮り下ろし写真も増えた昨今なので、
ジャケorアー写ぐらいでしか見れなくなった作り込みに挑戦しました。
総文「キミとボクの『WORLD WIDE DEMPA』」では私MMMatsumotoが、
人によっては不快ギリまで突っ込んで好き放題書かせていただきました。
『WORLD WIDE DEMPA』の恒例クリエイターインタビューには、
最近のでんぱ組.incをずっと手掛けてるアートディレクター、
スケブリ氏に質問。更にスタイリスト、山縣良和氏にも質問。
そしてメインが、でんぱ組.inc6名の個別インタビューとなります。
担当インタビュアーも全員別々です。
みりんちゃんが僕、りさちゃんが南波一海氏、
ねむちゃんがアーバンギャルド松永天馬氏、えいちゃんが土屋恵介氏、
もがちゃんが岡島紳士氏、ピンキーちゃんが津田真氏。
『WORLD WIDE DEMPA』の新曲の事と、
今回のアルバムに至る約2年間の事が共通質問ですが、
実際は各メンバー様々です。様々な内面事情、と言った方がいいかも。
記念すべき濃密アルバムにして"でんぱの証明"と言いたくなる『WORLD WIDE DEMPA』なので、今回はクロスレビューページも取りました。
音楽雑誌らしくミュージシャンの方10人に限定で。
その10人とは、ART-SCHOOL・木下理樹氏、liveetune・kz氏、赤い公園・佐藤千明さん、tofubeats氏、tricot・中嶋イッキュウさん、南波志帆さん、hy4_4yh、ハナエさん、凛として時雨・ピエール中野氏、アーバンギャルド・松永天馬氏。
でんぱ組.inc関連では、
サブ記事として"渋カル系女子"の系譜というページも組みました。
90's渋谷系→Tommy february6/heavenly6. MEGの動向→中田ヤスタカの活動(CAPSULE、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ)→相対性理論からの提示/やくしまるえつこの出現→アキバ/ディアステージ(でんぱ組.inc、バンドじゃないもん!、BiS、妄想キャリブレーション)・2010年代「渋カル系女子」アーティスト・カタログ
そのピックアップアーティストは、
ハナエ、bomi、DJみそしるとMCごはん、Charisma.com、TAKENOKO▲、ライムベリー、ふぇのたす、タルトタタン、YeYe、水曜日のカンパネラ。
音楽をカルチャーとしても見てきた人ならわかるはず。
でんぱ組.incの位置付けは多様なほうがいい。多様なので。
ちなみに僕がでんぱの事を「45年に一度」と言うのは、
45年前以上さかのぼると同ヴァリューそれ以上の事をやったアイドルが居るからです。
オノ・ヨーコさんです。
それで、アイドルをアイドルに封じ込めるのも嫌い。
現場いたり取材したりしても思うのは、この事。
アイドルであってアーティストでもいいじゃないですか。芸人でもいいし。
アイドルの多くの女の子達は、「自分」で居たいと思っている。
操り人形になること自体、要望に答えること自体を楽しむ図太さ、
もしくは楽天感があって、みんなが楽しめる。
そういうのも含む「自分」像。
それが今のアイドル。と僕は思ってます。
更に、夢眠ねむ連載「まろやかな狂気」の今回は、
BiSのテンテンコさんがゲスト。
もちろんディアステージつながりから。
戸川純、ナゴム、レジデンツ好きにして、
見せ物小屋希望だったと言うテンテンコさんは、
さすがもふくちゃんに憧れディアステ入りしたというだけあって、
物事の構造まで見れるという点でこそ、
ねむちゃんとの対談は当然。
というか、今度3時間対談やりましょう!
ちなみにこの連載、キャスティングはねむちゃん自身です。
当然だけど本人主導。
裏表紙&第二特集のアフィリアさんの事、
そのほかの記事ピックアップ裏話は、またあした。
そうそう何度も何度ものお断りを今回も。
↓
書籍コードの雑誌は、発売日が全国一律にはなりません。
なので都内の一部書店さんは今日夕方から出回りますが、
本命は明日11日かと思います。
また配送の関係上、北海道・九州は到着が3日程遅れます。
ご迷惑かけますが、よろしくお願いします。
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