- 2015年2月 9日 11:52
今回の清 竜人25は巻末特集 5Pでお送りします。
清 桃花さん&清 菜月さんでのアイドルインタビューも掲載しています。
今回も快調。
写真が正月・和服で、既にこれが笑えるところが、
早エンターテインメント。
やっぱコンセプトが明解だから。
アイディアがいいとスッと行くものだ。
清 竜人25を見ていて、そう思う。
まだこれからとは言え、
清 竜人25はデビューとともに一発で知られた。
アイディアがいいって、どういう事?って言うと、
まず、人がやってない事をやること。
最初アッと驚く(注目する)んだけれども、
その後に「なるほどな」と半ば納得。
バックボーンなど、文脈にかなっているので、
ただの色物では終わらない。
確かに、清 竜人25の曲はよく練られているし、
ちゃんと過去の音楽文脈(アイドルやらファンクやら)も踏まえて、
それで認知を得ることが出来ている。
ダンスにしても、リズムに合わせてもいるけど、
歌詞に沿ってミュージカル仕立てになっている部分が目立つようになっていて、
それは工夫として感じられるし。
婦人達がしっかりアイドルをキープしているけど、
グループの成り立ち自体は、
今のアイドルの在り方にヒントを得て、
コンセプト化されているわけで。
その辺りのズレも許される範囲なので、刺激となってプラス作用。
これが理屈・計算じゃなくて、
"面白い・楽しい"という感覚優先で行われているところがキーか、と。
だから清 竜人25って肩が凝らない。
それは感覚ゆえの曖昧さで、
音楽・表現の可能性と言ってもいいと思うけど、
作者側・リスナー側ともに楽しめるところでもある。
清 竜人25は最初に"個"が強くあっても、
アウトプットの仕方が自分語りじゃない。
エンターテインメントすること、
つまり作り手と受け手が相互乗り入れすることで楽しむ、
という"場"を作れたところに勝因がある。
その場というのは、清 竜人25。
これからどんな展開をしていくのか、
「次はどんな曲?ステージ?」となるのも、
ちょっと予想がつきずらいとか、謎な部分があるから。
可能性とは期待のことで、ワクワクドキドキのこと。
それこそがエンターテインメントというものの正体。
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