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2016年2月 Archive
MARQUEE(マーキー)Vol.113 夢眠ねむ(でんぱ組.inc)連載「まろやかな狂気」Notes.008「ライヴ」続き
- 2016年2月12日 17:17
- MMM
さてさて恒例の"途中まで本誌、途中からこちらブログ"でんぱ組.inc 夢眠ねむさんの大好評連載です。
本誌のほうでは、確か...「恩人でもあるファンに申し訳な」で切れてましたね。
続きは、こちらのブログ「いと思うから、」から始まります。
今回は今ツアー中のでんぱ組.incにピッタリなテーマ「ライヴ」です。
いつものように深く深くななめりながら旋回します。
ファンとの距離感の話やディアメンの話など、
結構切実な至近距離の話満載でヤバイです。
今回の本音を活かすも殺すもあなた次第。
ではでは、良き旅を!
いとも思うから、昔のファンを大事にしすぎと思われても仕方ないんですけどね」
――でも、今のでんぱ組があるのは苦境の中、最初の20人くらいが支えたからなのは間違いないわけで。
「ライヴに来てくれた人は分かってくれて、『これを観れたのは...』って言ってくれたり、例えば武道館で私が言った話を聞いた人も、理解してくれるんだけど。でも私の発言を絶妙につまんでくと、昔の人しか大事にしてないように見えるらしいの。そんなことないですよ。もちろん、今支えてくれてる人がいなかったら、またこの先もないんだから。だからみんなもそれに加担してくれてるっていう自覚をもってほしいの(笑)」
――古いファンと新しいファンが、でんぱ組.incという課題を通して相互理解。それがベストなファンの在り方かと。
「昨日、夢眠軒で喋ってたら、中堅が一番ツライって(笑)。上からも下からもみたいな(笑)。なんか、新しいヲタ芸もできないし、昔からのヲタ芸もやり過ぎると古参ぶってるみたいになるから、難しい、じっとしてようっとか言ってて(笑)。でも中堅って、すごい進まないとできないポジションだから、でんぱも大きくなったなと思いました(笑)」
――今、"Future Diver"スタートって言えば、もう古参なんだと思うんですよ。でも当時はピカッピカの新参だった。
「今はもっとすごいんですよ。例えば今、"破!to the Future"にピンときていないらしく、"Future Diver"の時代は良かったよなみたいなことを言ってる人に言いたい(笑)。うちら"Future Diver"を一発目やった時、すごい批判食らったんだから! なんだその速い曲!って言われて(笑)。でも、それもいいと思うんです、今は。最近のイメージだと、でんぱ組.incの曲って速いって思われてるけど、"Kiss+kissでおわらない"とか今聴くと、すっごいゆっくりだからねと思って。今のでんぱらしさって、ここ何年かのでんぱらしさっていうだけだから。長い目で見ると、すごいスピードで進化してるわけですよ。いろんなものを捨てて、新しく拾って、それでも手元に残ってるだけだから。まぁでも、時代ってそういうものだと思うんです」
――人間の成長段階みたいなものかなと。
「時々私、長老みたいな気持ちになるんですよ。『うむうむ』みたいな。だから今、ファンの間で起こってる事も全部愛しく思えるんですよ。『この曲でこの口上はやめた方がいいんじゃないか』といった論争が、まだこの規模感で起こってること自体が愛しいです。なんか、まだディアステージで20人が観てた時のような、『この口上よりこっちのほうがいいだろ』みたいな論争を、すごい広い所でやってるみたいで。みんなは真剣にやってるから、私は『うんうん』としか言えないんだけど」
――いや、マジ珍しいですよ。
「なんか、ガチ恋口上をするかしないかみたいな話なんですよ。私はそこが問題じゃないんだと思うけど。もっと面白い事をすればいいんじゃん!って思う、全部忘れて。それで、私が"檸檬色"の口上を作ろうと思ったんですけど、1行でセンスないなと思ってやめちゃったの(笑)。だから、ここで、これをするしないっていう概念だとね、違う。ディアステージマインドだとね。アハハ!」
――だから、そういう時こそ古参の人が一言とか。
「いや、古参の人もおじいちゃん化してるから。私がおばあちゃんなように、『うむうむ』ってなってるわけ(笑)」
――昔だったら本当に喧嘩になっちゃいそうだけど、今『うむうむ』だから、ちょうどいい感じなのかも。というか、お互いに作っていく自由な精神が、ディアステ・マインドなわけですよね?
「そう。例えば最初サンダースネイクを打ってて、それが幻のヲタ芸って言われてたけど、今やもう一番ベタなヲタ芸になっちゃった。で、大阪からムラマサ(というヲタ芸の一種)が入って来て。そしたらディアステージはサイコチャリオットタイプSとか作ってたんですよ。なんか変なやつをね。『サイコチャリオットタイプSだ!』とかやって、『は?』みたいな(笑)。ディアステージはそうやってヲタ芸をどんどん開発していった密閉空間だったから、今そういう所があるといいですよね」
――今、妄キャリがわりとその感じを継いでるような。元を言えばディアメンからの流れだから、口上やヲタ芸を作ることは自然というか。でんぱも含めてディアステージの文化だけど。
「でんぱは、まずリフトがダメっていう。普通に危ないから。あと前に押し寄せるのも、女の子もいっぱいいるし禁止してますけど、私はそのベタな口上を覚えてみんなで言うっていう楽しさまで行けるっていうのは、すごい嬉しくて。ドレミの歌を歌えるようにでんぱの口上を言えるっていうのは、それはそれでかっこいい形だなと思えるから。もちろん古いのを大事にしてくれてるのも、嬉しいは嬉しいんですけど。確かに新しい曲が出来た時に、誰がどう作るんだって、個の規模感って難しいです。私が"檸檬色"の口上を考えかけて断念したのは、アイドル側が発信するものじゃないっていうのもあるんだけど。こっからディアステージサイズを広げてくのって、また5周年みたいなところで、新しい課題みたいなところではあるんですけど。でも内発信、メンバー発信はしたくないから。ヲタ芸や口上に関しては、よくメンバーが喜ぶとか嫌がってるとか意見が行き交うんだけど、まず会場に来てくれるっていうところで私達は嬉しいから、そのプラスアルファは、本当にみんなのさじ加減だけなんです。自己紹介してる途中に喋られたりとかは嫌だけど。そこは普通の感覚で」
――時々スペシャルライヴをやってほしいなって思うんです。
「なんですか?スペシャルライヴって」
――昔のディアステージのようなライヴです。密閉でコアな。それを一番最後に観れたのは、多分2013年11月28日キネマ倶楽部でのバンもん!との2マンですよ。あの熱量で観たい。セキュリティ問題で不可能と思うけど。で、その様子を若い子達にも観てほしい。
「実は私、禁止してる所でそれはやってほしくないんですけど、どうしても懐かしいっていうか、その"気"を浴びないと、ライヴをちゃんとみんなと楽しめてるか分かんない時があるんですよ。私だから夢眠軒やめないんですよ。ディアステージでのライブ、もう7周年ですけど、7年前と一緒だし、私がディアステージで歌ってた時とまるっきり一緒なんです。かっちり決まってるんです、やる事は。なんだけど、やっぱりすごく気持ち良くて。いる人は昔と違ったりするけど、やっぱ会場をリードしてる人がいて。湯治じゃないけど、温泉みたいな感じで定期的に浴びてるんですね。だからファンのみんなも、『これがあれなんだ』っていうのを体験してほしい。"ホタヒカ"っていう曲を出してて、夢眠軒の最後に歌うんですけど、最後『らららら~』っていう時に、いきなりみんな肩組んで揺れるの。それがすごく楽しくて。なんか、それはやめられないし、それって大きい会場では出来ないし。そこに来たっていうのは、縁があって、そこのタイミングに合った人だから、それが体験できる資格じゃないけど、巡り合わせだったということだと思うんです。そういう聖地的な雰囲気は残しておきたいんですよ」
――新しい人達も来られてますか?
「夢眠軒は高校生もきますから、大丈夫ですよ。じわじわとちゃんと残してますから。種みたいなのを(笑)。でも大きいライヴでやっちゃ駄目だぞって、歌のお姉さん的な感じで(笑)、言ってやってます」
――今でも現場に行って、後ろのほうでヲタ芸打ってる人達がいると、ついつい見ちゃうんですよ。打つ人も最近少なくなってきた気がしますね。
「確かにね。一人だけ動くと周りの人に当たっちゃうから、小さく打つのは心がけた方がいいかな。昔は全員が同じ動きをしてたから当たらなかっただけで。あと私クラブで小さくオタ芸打ってたんですよ。小さく打つの覚えたらいいかも。そういう話をだらだら喋る会とかやりたいですね」
――そういう事を交えたイベントもいいですよね。ライヴの話って、いつも思うんだけど、ステージの上の事ばかりで。もちろんそれは大前提だけど、会場・お客の事が視野に入ってないと。その点、ねむちゃんがヲタク好きというのは大きいですよ。ヲタこそ、そこは敏感だから。やっぱり、この子会話する気はないなってお互いにわかってる浅い関係は、全ての意味で生産的じゃない。でんぱが売れた理由は、その真逆だったからで、そこの"ヲタクが好き"ということを理解出来ないから、「でんぱはなぜ売れたのか」なんて話になるわけですよ。
「誤解を生みたくないんですけど、私、おねぇの方が好きなんです。なぜかって言うと、辛口だったり、怒ったりとかするけど、男女どっちに対しても思いやりがあるというか、どっちもの気持ちが分かるから。人間としての、学ぶべきことがいっぱいある。やっぱり言うことの視野が広いというか、双方の考えを踏まえてどっちにも優しく、でもちゃんと言うべきことは言うみたいなところがすごく好きで。私は女だけど、言ったらヲタクとアイドルのハーフだから、どっちも見れるから本当はファンはこう思ってるだろうけど、アイドル的にはこうなんだっていうのを、間で多分伝えようって思うからかもしれない。でんぱ組が大人に反抗したりする時の唯一の言葉って、『これ絶対ファン喜ばないよ!』なんです。でんぱ組って『ヲタ的には』っていう言葉をすごく使うんですよ(笑)。例えば、『ヲタ的には、この言い回しはちょっと傷つきます』とか」
――アイドルグループでそう言う人って少ないですよね。アイドル個人ではいても、グループとしてそういう空気はないんですよ。いつも会いにいける状態ではあるけど浅い。もうちょっと深くてもいいと思うんですが。
「深いってなると、色恋っぽい接し方になっちゃう。私は、男はこうしたらいいみたいな話ではなくて。と言うのも、ガチ恋を増やす気持ちが全然ないから。望むのは、深い=男女じゃなくて、深い=友達なんです。でも多くの人達は"友達"って当たり前だから、そこが"深い"とは思ってないと思う。でんぱ組が言う友達って、多くの人達から言ったらすごい深い意味で、そこでファンとの関係を築いている感覚なんです。『そういう事はよそで言わない方がいいんじゃない?』って言える間柄というか」
――そういう人達が集まったっていうことかもしれないですけど。
「いや、面倒くさいでしょ(笑)」
――それなら、面倒くさい人間の一番いい形の進化の仕方なんだと僕は思う。
「褒めてくれた(笑)。一歩踏み外したら、とんでもないメンヘラになってたと思う(笑)」
――それも間違いないけど(笑)
「どっかで、でんぱ組にならないで歩んでたら、本当にやばかったと思う」
――"深い=友達"を築けたことで、でんぱみたいに浮上して行った人達はいいけど、そう行かない子達はいっぱいいるわけですよ。
「やっぱりそれは、手段がガチ恋を増やす方向だった子だから。多分そっちで承認欲求が満たされる子とかはそうなっちゃうかも。結構今いるメンバーはあんまりそういうタイプじゃないかもしれないですね」
――どっちかと言うと恋愛が苦手なタイプ(笑)。
「ははは! いや、ドヘタ(笑)。だって誰も心配しないですもんね。昨日、やばいですよ、『誰々さん結婚したね、ねむちゃん早く結婚しなよ!』とか。みんなが私の結婚とか出産とかを応援してて(笑)、『嬉しいお知らせがあります!』って言ったら、『おめでとー!!』みたいな。『違う! 結婚しない!』って(笑)。親戚じゃないんだから(笑)。もうちょっとやきもち焼いてよって言ったら、ファンが笑うとか」
――でんぱは、その空気が出来てますよねー。昔からそうだったのか...。
「あ、でも私はちょっとすり込んだかも」
――その意識はある?
「『好きな人が出来たら、みんなに先に言うから』って言って、そしたら全然報告しないから、みんなが『まだ?』とか(笑)。私、小さい頃からそうで、このテスト駄目だったと思ったら、お母さんに4点しか取れてないと思うって言って、先にショックを与えておいて、40点でした!、『10倍じゃん!よかったね!』みたいな、そういうタイプなんです。無意識の内に、『みんながショックを受けるかも。予定はないけど言っとこう』みたいな(笑)ことをやってるかも(笑)」
――まぁ、でんぱの場合は、初期のファン達が大人だったのは、やっぱ大きいと思う。中高生グループの現場に行くと、当然ガチ恋空気なんですよ。でんぱみたいな、よしよしみたいな、お父さんの空気は感じられないわけで。
「(笑)。お父さんって言うより、ちょっと上のおじさんって感じかな。私、握手会でピンキーのファンとかすごい来るんですよ。比較的、ピンキーのファンって今のアイドルの子達の雰囲気なんですね。それで『ねむきゅん推しの子のことを好きになって』みたいな感じで来るわけです。だから『あぁ、振られたら諦めなね』とか普通に言って。そしたらファンレターで、『付き合えることになりました、お母さんありがとう』って。お母さんじゃねえよ!って(笑)」
――すごいなー、未来のアイドル形だ、それ。
「今ってLINEとかあるから、子供と子供がすぐ喋れるじゃないですか。それがダメなんだと思うんです。好きな子の実家に電話かけて、お父さんが出て、『居ない!』ガチャン!みたいな。それを経験してる人がでんぱファンにはいっぱいいるから礼儀正しいのかも。大人がいるから、怒られちゃうから。ピンキーに交際を申し込むには、ねむを納得させなきゃいけないという謎の空気感があって(笑)。握手会で挨拶に来るんですよ。それで『じゃあ履歴書を事務所まで送ってくれ』とか言って、門前払いするっていう(笑)。実家の電話っぽいっていう」
――と言うか、「実家の電話」自体が理解できるかなあ、今の子って。
「やだ~! 最近私の発言が昭和くさいって話題なんだよな~。でも実家の電話が、礼儀を作ってたと思うんですよ。『こんばんは、なになにと言います』って挨拶をして、要件を伝えるっていう。いきなり『キモイ』とか言ってこないじゃないですか、電話で。それだよ~。LINEはもう、禁止!(笑)実家の番号!(笑)」
――(笑)。まぁ子供の中で新しいルールは出来ていくんだろうけど。それにしてもライヴの話が行き着く所LINE禁止!とは!!
MARQUEE(マーキー)Vol.113 編集Blog:表紙+21P特集:乃木坂46 松村沙友理
- 2016年2月11日 21:27
- MMM
今回は、表紙+21Pで乃木坂46 松村沙友理さんの特集です。
これに続けて、永島聖羅さん+堀未央奈さん+中元日芽香さん+中田花奈さん+寺田蘭世さん+山崎怜奈さんによる「アンダー THE談会」が6ページ、
更に、ゲストに川村真洋さんをお迎えしての定例の川後陽菜さん連載も6ページ。
合計35ページの乃木坂46特集となります。
松村さんは19ページが撮り下ろしで、ほぼ写真集かと。
そして乃木坂に続いて同じく「坂」シリーズ、妹分となる欅坂46が10ページ。
小誌初の欅坂46特集は、
今泉佑唯さん、上村莉菜さん、原田葵さん、平手友梨奈さん、渡辺梨加さんにご出演いただきました。
集合&個別撮り下ろし多数。
裏表紙は中高生8人組アイドル、2o Love to Sweet Bullet(トゥー・ラブ・トゥ・スウィート・バレット)略してトゥラブの特集です。
個別撮影も含めて、2月3月に連続リリースされる新曲のことなどをお聞きしています。
結成約1年。良曲揃いなのでぜひチェックを!
さて今回、配送の関係で店着が遅れているCDショップ、書店さんが多々あります。
2/9午前に印刷所から各取次さん(配送会社)に搬入はされていますので、
同日午後から2/10にかけて結構出回るはずだったのですが、
一部配送が滞っているようで、楽しみにされていただいた読者の方々、関係者の方々に申し訳なく思っています。
2/12には多く出回るはずですので、もうしばらくお待ちください。
大手書店さんやタワーレコードさん等に今日の時点で無くても、明日以降入っていると思います。
それと30年以上小誌は音楽雑誌でしたので、
お店での売り場が、「音楽」なのか「アイドル」なのか「男性誌」なのか様々だと思います。
見当たらない場合でも、一度店員さんにお問い合わせください。
以下、更に込み入った話になります。
ご興味ある方はお読みください。
小誌は書籍コード(ISBNコード)ですので、雑誌扱いの書籍となります。
書籍は雑誌と違い、そもそもが発売日を全国同日・同時刻には設定できない仕組みとなっています。
そのため配送によって翌日~4日後くらいの店着のズレが生じます。
これは例えば福岡だから遅れるというわけではなく、
取次会社の配送ルートや仕組みによって生じるズレですので、
今回のように大阪の一部のお店に出回っているのに渋谷では2/11の時点でも店着していないといった事も起きます。
この件に関しましては取次さんサイドの事なので、
申し訳ありませんがこちらでコントロールが出来ません。
全国どこの書店でもオーダーは可能ですが、
これから書店でオーダーされると、返品を待っての再出荷になりますので、
お手元に届くのが早くても今月末になります。
しかも必ずしも確保できるという保障がありません。
ですので、配送料も無料、特別料金なら即日or翌日、普通でも3日後には到着するAmazonさんをご利用されることを強力にお薦めします。
よろしくお願いします。
MARQUEE(マーキー)Vol.113 編集ブログ:乃木坂46アンダー THE談会6P starring:永島聖羅+堀未央奈+中元日芽香+中田花奈+寺田蘭世+山崎怜奈
- 2016年2月 7日 23:29
- MMM
乃木坂アンダー、訳して「乃木坂の底力」、
これがテーマでのロングインタビューです。
今や乃木坂46を語る上での重要な鍵の一つがアンダーライブ。
むか~し、中田さんの「アイドルは歌って踊ってナンボ」という言葉がありましたが、
AKB48発足以降、これがアイドル要項の一つであることは間違いない。
昔からの"アイドルと言えば笑顔"と同じくらいのヴァリューで。
今やアンダーライブは、乃木坂46のこの部分を背負っている。
これは本当に個人的な意見ですが、
アンダー/選抜に関係なく、歌・ダンスの優れた人材5名くらいで、
パフォーマンスの先鋭ユニットを起動させるというのもアリかもと思う。
乃木坂46にはその人材が何人もいる。
そこで思い浮かぶのが、サンクエトワールの在り方。
ということで、サンエトの意味するところは何か、
それは次期乃木坂46を示す一つの姿なのでは?といった話し合いもしました。
もちろん、2014年からの積み重ねを結集させた武道館2DAYS公演のこと、
そこで発表された永島さんの卒業、
そして卒業とも関連するアンダーライブの成長過程など、
お聞きしたいことが多すぎて、もう少し時間が欲しかったくらいでした。
それぞれが自分の役割を果たしていくことが乃木坂46全体をアゲるだろうし、何よりそこでの意識共有が高まることが最重要なのでは?とも思います。
去年頭頃から加速した乃木坂46の動きとは、
多分この方向で進んできた結果だったと思うし、
今年はより一層具体的に、この方向性を強める気がします。
アンダーライブの全国ツアーも、間違いなくその一環かと。
ますます目の話せないアンダーライブと、これを核とした動きについては、
今後も注目していきたいと思っています。
MARQUEE(マーキー)Vol.113.編集ブログ:2o Love to Sweet Bullet
- 2016年2月 7日 19:27
- MMM
トゥー・ラブ・トゥ・スウィート・バレット、略してトゥラブ。
今最も"見つかる"可能性の高い8人組アイドル。
では個人的なメンバー紹介!
藤野志穂(ふじの しほ)1999.3.16
山広美保子(やまひろ みほこ)1997.8.19
三田佳凛(みた かりん)1999.10.28
坂口穂乃実(さかぐち ほのみ)2000.7.6
立花佳純(たちばな かすみ)1997.4.15
新城真衣(しんじょう まい)2000.12.6
伏見莉穂(ふしみ りほ)2000.11.28
深見真夕(ふかみ まゆ)2001.6.24
2015年3月、現メンバーの内3人が加入したのが、トゥラブの原形。
その後2015年内に更に4人が加わって今の8人編成に。
新編成・新体制になってからは「アイノハナ」「ハロウィンのスペシャル☆ワン」「BABY♡KISS」と、3か月連続でシングルをリリース。
清涼感あるハートフル・アイドルソング「アイノハナ」、
ハロウィンをテーマにした不思議な世界の「ハロウィンのスペシャル☆ワン」、
EDMとアイドルソングの理想的な融合「BABY♡KISS」、
そのどれもがまったく傾向が違う。
違うけれども、どれも楽曲クオリティが高く、メロディの残るものばかり。
それもそのはず作詞作曲は、歴史を積んだその筋のミュージシャンが関わっている。
音楽リスナーが聴いても納得のクオリティなのは当然だ。
今回は前号でのメンバー内他己紹介に続き、
本格的な撮影と、2月シングル「未来の幸せ」と3月シングル「卒業」についての全員インタビューを行いました。
裏表紙+12ページのヴォリュームで、
撮影は集合以外に、各メンバーごとにページを取っています。
それも各メンの個性を引き出すよう時には大胆に。
では、メンバーの簡単な解説を。
リーダーにしてセンターの藤野さんは、
活動前歴があり、その頃から永遠のアイドル!
モデル体型の長身美形女子 山広さんも、いい感じの慎ましやかさで清楚型。
歌・ダンスともにグループ内屈指なのが三田さん。
留学経験ありで英語偏差値70以上。Sっ気ありの知性派。
ダンスと言えば坂口さんも外せない。
そして中3とは思えない気遣いの出来る人。
全員承認のポンコツと言われる立花さんは、
サブカル寄りもOKなアイドルヲタでもあります。
そして塩対応が逆にアイドルファンを引き寄せる新城さん。
三田さん・坂口さんと共にトゥラブ以前に同じグループ生だった伏見さんは、実は書道が得意で記憶力抜群。
もう一人本格的にダンス指向なのが深見さん。
最年少とは思えないグループのセクシー担当。
ということで、新曲「未来の幸せ」に注目を。
"幸せ"を大きな視野からとらえた歌詞が、シンプルゆえに深いです。
曲も静かにソロから始まり、途中EDM要素も絡んで盛り上がる。
染み入りつつ広がるっていくバラード調の曲想。
そして、3月には次の新曲「卒業」も控えている。
2曲ともライヴではもう披露されているので、是非。
そして、今回の撮影を受けて、
なぜかこれら「未来の幸せ」「卒業」のアーティスト写真とジャケット写真の撮影ディレクションを担当させていただきました。
かなり緊急な事だったのですが。
トゥラブは引き続き追っていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
MARQUEE(マーキー)Vol.113 編集Blog:乃木坂46 川後陽菜×川村真洋
- 2016年2月 7日 01:50
- MMM
定例の川後さん連載「川後Pの魔法でプロデュース☆彡」今回は6ページに拡大!
いつも鋭く川後脳を読解するプロップ遠藤歩さんも参加。
安定の撮影スタッフでお送りします。
ゲストは川後さんと同じ"チームD"の一人、川村真洋さんです。
音楽好きで、歌やダンスが得意な人。
川村さんが連載されているYOUNG GUITAR誌編集部さんよりギターをお借りし、
持っていただき撮影もしたんですが、
持った瞬間に「あ、川村さん、音楽が身近」と思いました。
ポーズを作るのではなく、そのまま普段だったから。
テーマは川後さんいわく堕落部屋とのこと。
これは未来の川後さん部屋なのかも。
脳内妄想が部屋として具現化されたというもので、
二人には趣味があって、いつもその事を考えていてが頭の中いっぱい、みたいな。
それが外に投影されて、このショッキングピンクの部屋になってる、と。
個人的にこの混沌さに注目します。
それは想いの強さを表しているから。
好きで好きで収集がついてない感じというのが。
("捨てられない系"と言うよりも"好きな物に囲まれていたい系")
それは乃木坂46メンの一つの特長でもある趣味の濃さを表してもいるように感じます。
あと何気にトークも充実してるかと。
今回の撮影の事はもちろん、お二人の部屋の様子、川村さんの音楽趣味、川後さんの最近の音楽事情、アンダーライブ、紅白、2016年乃木坂の展望など、詰め込みました。
お楽しみに!
MARQUEE(マーキー)Vol.113 編集Blog:乃木坂46 松村沙友理
- 2016年2月 7日 00:21
- MMM
今回は乃木坂46大特集です。
(松村さん単独21P+アンダー THE談会6P+川後さん連載拡大版6P+武道館ライヴレポ2P=計35P)
その表紙+第一特集が、松村沙友理さん。
久しぶりの単独表紙で、21ページ中18ページが撮り下ろしです。
ほぼ写真集のつもりで作りました。
*このブログ内の写真は、全てアウトテイクです。
ガッツリのケータリング(笑)に、高過ぎな撮れ高。
いろなんシチュエーションが欲しかったので一軒家をお借りしたのですが、
部屋数等も多くて、準備をしてもらってる間の最初1時間は、ほとんど探検でした。
楽しい撮影だったんですが、ちょっと不思議な事もあって、
それが何か今回の撮影には相応しかったようにも思い、
「不思議の国のさゆりん」とさせていただきました。
オーナーさん、興味深いお話と、励ましのお言葉も、ありがとうございました。
こういう仕事をしていると、
時々"天性のもの"を感じる人に出会うんですが、
松村さんの笑顔はそれだなぁと思います。
パーっと辺りが明るくなる。
多くの人達が、松村さんに持って生まれたアイドル特性を感じ取っているとおり。
去年の『初森ベマーズ』の役じゃないけど、どう見ても文系なイメージの松村さん。
でも実は数学・生物とか大好きな超理系というのは、
ファンの人達の間では有名かと思います。
そのあたりの話も含めて、去年の紅白以後のお話もお聞きしました。
お楽しみに!
あと、撮影箇所豊富だったこともあり、
今回、松村さんワイドチェキ(ポラ)読者プレゼント、増量しました。
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