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MARQUEE(マーキー)Vol.115 6/10発売! 編集Blog:パクスプエラ(pax puella)

  • Posted by: MMMatsumoto
  • 2016年5月31日 19:03
  • MMM
ツイブログ_パクスプエラ.JPG

仙台を拠点に活動する5人組小中学生アイドルグループpax puella(パクスプエラ)。
もともとはドロシーが所属するステップワン内の若年層ユニットとしてスタートしたmImiが事務所移籍し、
若干のメンバーチェンジを経て、
今回ミュージシャン坂本サトル氏が全面プロデュースを担当するきっかけで改名。

真綿のような白にオリーブの花冠、といったイメージがピッタリなグループだ。

坂本サトル氏が作詞作曲は当然として、
当時のドロシーと同じく、
ステージでの目線・気持ちの持ち方から何から表現全般に渡って、
その意味合いも含めて具体的に伝授・指導。
メンバー達もそれで変わったと言う。

ダンス面は伝統のステップワンの切れ味を継承しているけれど、
以前は歌が弱かった。
今はそこも強化されていて、
というよりもステージに立つという意味を、
多分本人達が意識するようになって、
気持ちが宿り始めた、そういう変化を感じる。

正直、僕はデビュー曲「1!2!3!」を聴いた時、
初期ドロシーの傑作「ソウル17」と大傑作「Winter Flower」を思い出してしまった。
坂本サトル氏独特のメロディ進行とリズム感がそこにはあって、
加えて圧倒的に歌詞が響く。
パクスプエラのこれからを示唆・勇気づけるような歌詞の一字一説から、
背後から支える坂本サトル氏の意志が強く感じられて、
どうしても初期のドロシーと重なってしまう。
何より、パクスプエラ5人の品のある感じが。

実際、インタビューも以前とは違って、
自分達の意志が見えるものに変化してました。
(以前、mImiでもインタビュー済み)

というか、曲があんまりにも響いたものだから、
気持ちが抑えられず、
当初予定には無かった坂本サトル氏へのインタビューをオファーしました。

実を言うと、小誌がドロシーをガッツリと取材していた頃(2012年春~2015年)、
早くから当然坂本氏にアプローチしたいと思ってました。
が、そこはいろんな事情があり、かなえる事が出来なかったわけです。
僕もこのマーキーも「超絶、音楽っ!」な人・雑誌だったわけですから。
その後ドロシー遠征で行った仙台のライヴハウスで坂本氏とお会い出来て、
感動したのを今でもよく覚えています。

それが、ようやく実現した。
今回は遠隔地事情からメールインタビューですが、
お聞きしたい骨子は聞けたかと思います。
当然ドロシーもパクスプエラも超えた坂本氏の音楽・表現の思想的な部分のことです。
それに対する回答の書き出しが素晴らしすぎて...
この人は詩人だなとホント思います。
パクスプエラに関するちょっとした逸話なんですけどね。

ミディアムなタイム感なのに、
なぜこれ程迫る感じがあるか。
それもまさに坂本マジック。
今後の新曲も本当に期待してしまう。




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