- 2017年2月 2日 13:18
- MMM
今やバンドとしても活動するPASSPO☆は、
アイドルの未来像を示す一つの好例かも、と思ってます。
アイドルからバンドやシンガーに変わってしまうのではなく、
(=アイドルファンを排除するのではなく)、
あくまでも根幹のアイドルの部分を大切に守りながら、
アイドルに限定されない広がりの部分を持つ、という姿勢が未来像だろうなと直観します。
小誌は30年以上に渡って音楽専門誌だったから、
バンドやシンガー専門の世界に行けば、
楽器がちゃんと弾ける、歌の音程が取れるなんてことだけでは全然足らなくて、むしろその人独特の癖や音程外すくらいの歌い回しがあるとか、
明らかに他人にはないものがハッキリないと、
つまりほぼ人間力のような、魂も考え方も行動も全部含まれた上での、
多くの他人を納得させるような味のような何かが、
時には少数でもあっても突っ切るような意志・確信の強さなどが、
最重要だということを本当に痛い程知ってます。
それは決して片手間では成しえないどころか、
もう生まれ持ったというレベルでの事。
それも知っているつもりです。
多分PASSPO☆のメンバー達は、
アイドルもバンドも、ひとたびステージに立てば、
「同じ"表現""パフォーマンス"の世界」という視点に立っているから、
偏見なく、バンドにもアイドルにも全力なんだと思います。
この視点・物事の捉え方が一番大切だと僕は思ってます。
「楽しい」とか「達成感がある」とかが。
その中でこちらは?と言えば、
今の自分に合った、もしくは自分に今必要なグループなりを選んでいく。
というのが、いいと思ってます。
逆に、楽器を弾かないから、曲を書かないから等の根拠で、
アイドルを"安く"見ている多くのバンドやシンガー達には、
アイドル至上主義的な(=すぐ「アイドルを見下している」と言いがちな)特有の排他的感情と同じ視野の狭さを感じてしまう。
といったインタビューを今回のPASSPO☆でしているわけではないのですが、
PASSPO☆の今ある姿は結構理想的かもという根拠を、少し書いてみました。
実際のインタビューは、アルバムの事と、
センターの根岸愛さんについてのものです。
「慣れちゃってるから何とも思わないけど、よくよく考えてみると変なあいぽんの言動行動」という(笑)。
メンバー達が根岸さん(あいぽん)を交えながら、
しっかり者というイメージとのギャップをバラしていき実情を問いただすという(笑)楽しいトークです。
撮影多数&トリックな誌面構成の計10ページでお送りします。
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