- 2017年4月 1日 17:06
- MMM
今回の巻頭特集6Pは、天晴れ!原宿とさきどり発信局です。
原宿の"カワイイ"アイテムにアイドルが加わったのは、
きゃりーぱみゅぱみゅやでんぱ組.incが台頭した2012年頃。
今それを牽引するのが、まねきケチャ。
ということで、この1年で原宿型のアイドル逹が増えた。
去年7月デビューの「天晴れ!原宿」、
同じく去年、12/28デビューの平均年齢15.6歳「さきどり発信局」もその新鋭達。
「原宿、大好き!」「原宿にいるだけで心が落ち着くんです」という人達です。
"ゆめかわ""病みかわ""アーティスティック"も混在して
個性バラバラな天晴れ!原宿は、
いきなり個々パーソナルをお互いが紹介(言い合う)するという、
オフレコ気味なロングインタビューで。
でも、"ゆめかわ""病みかわ""アーティスティック"って、
根底で全部つながってますよね?
出方(形状)がポップかダークかエッジーかの違いだけで。
そういう変な一体感はあるのかも。
さきどり発信局は、グループ自体が始まったばかりなので、
「竹下通りでスカウトされました」とか、
衣装プロデュースでMVにも出演のデヴィ婦人の印象とか、
「地図も時計も読めないです」とか、
「もがちゃん大好き」「りさちー大好き」「まねきケチャの藤川さん大好き」とか、
とりあえずグループのことが分かるように回答していただきました。
その内容でちょっと不安ですが(笑)。
原産地:原宿。
カラフルミラクルに洗練されアイコン化したのが、
例えばきゃりーぱみゅぱみゅだけれども、
原宿にあって、この傾向・趣味は特別なことじゃない。
むしろ日常。
その当たり前な原宿感性の地平線上で、
"カワイイ"の1アイテムとして「アイドル」が入ってきて。
そのアイドルが原宿型。
要するに、普段の原宿遊びの延長にあるので、
本人達に違和感・特別感がないという平熱な感じが最大のキー。
その意味で、これは原宿という地方地域文化の産物かと。
秋葉原とかがそうなように。
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